ケニアに恋して

ザ・避妊

アンの店ではコンドームも販売しています。

病院では無料配布されてるし、そんなにニーズあるのかなって思ってたら、最近買いに来ている人を発見。

無料で手に入るところを、わざわざお金を出して買いに来るっていうのは、ちゃんと必要性を理解してるってことだよね?とちょっと感心。


これは、エイズ対策隊員的には興味深い!
さっそくアンにインタビュー!

「アン!コンドームの種類と値段、教えて!」

「え?何?マリエ欲しいの?」

いや、そうじゃなくって・・・。


この店で扱っているコンドームは三種類(1Ksh=約1.2円)

a0155216_37239.jpg


(右)TRUST・・・3個入り10Ksh。ケニアでは良く見かける銘柄です。町を歩いていると、このイラストがペイントされている建物(お店)を見かける事も。アンいわく、プレーンタイプだそうです。

(中)RAHA・・・3個入り40Ksh。表面にボコボコしたのがついてるらしい。お値段高めだけど、見てるとこっちが良く売れてるっぽい。

(左)femiplan・・・6個入り40Ksh。イチゴの香り付き。これは売れてるのは見た事ないです。名前からして、女性がターゲットなのかな。

という感じらしい。


女性用コンドームは、他でも中々見かけません。
男性用と比べると一つ200Kshくらいで、かなり高くなってしまうし使い方がちょっと難しいからかな?
ワークショップでアンケート取った時も、使った事ある人は30人中1人という感じでした。


病院スタッフやアンに聞く話だと、この町にもコマーシャル・セックス・ワーカー(CSWs)がたくさんいるらしい。

特に8月のお米の収穫時期になると、お金がたくさん手に入るのでそれでハメをはずして遊びに来る人が増えるんだとか。

その料金を聞いて、ちょっとへこんだ。

コンドームなし→1000Ksh
コンドームあり→500Ksh

そんな料金で女性が売り買いされるのかっていう現実と、コンドームなしだと倍だなんて。

そして、男性が男性(男の子)を買う時は300Kshくらいだそうです。

更にへこんだ・・・。


なんか、色々難しいね。

もっと知らなきゃいけない事がたくさんありそうな気がします。
それは今後の課題でしょうか。



避妊という事で、ついでに病院でよく扱っている方法をご紹介します。


【ピル】
これは日本でも一般的に知られている方法です。
2種類あって、1シート21錠で、21日間飲んで7日休むというタイプと、1シート35錠で、35日で飲みきったら休みを取らずに次のシートに行くタイプ。後者は基本的に出産後6ヶ月以内の授乳中のお母さんに処方されているらしいです。


【DEPO】
これが一番人気の方法で、月に250人くらいがやってきます。
3ヶ月に一回注射することでピルを飲んでるのと同じような状態に保つというもの。その期間は月経が止まるらしい(そうならない人もいるそうですが)。
飲み忘れの心配がないのが利点かな。
日本ではまだ認可を受けていない方法なのですが、通信販売で手に入るようです。それはどうかと思うのですが・・・。
(もっと驚いたのは、ARVが通販で売られてる。それはもう、かなりまずいんじゃないでしょうか)


【インプラント】
これは月に30人くらいのクライアントがいるようです。商品名はJADELLE。
上腕の内側に、二本のチューブを埋め込みます。これも、状態としてはピルやDEPOと同じように女性ホルモン(黄体ホルモン・プロゲステロン)の血中濃度を高く保つ事で避妊効果を発揮し、しかも5年間有効。
その間、月経が来る回数はかなり減るようです。(正確には分かりませんけど、半年に一回とか)
で、5年経ったら取りだします。

a0155216_3103548.jpg

こういうやつです

ちなみに、埋め込みと取り外しの手術、どちらも看護師がやってます。その様子を見て、「これは一生やらない! 」って思いました。


手術中は麻酔かけてやるんだけど、切開場所がちょっと離れてたみたいで2つ目のチューブに届かない。
グリグリ~ってやってるうちに

「痛いです><。」 と、 クライアント。

「あはは~痛いんだって。麻酔足そうか。」 と、 看護師。

あはは~じゃないよ!!(心の声)

その後麻酔を足して、更にグリグリ。

結局届かなくて、もう一か所切りました。


恐ろしかった~。



という感じの現場です。

他にもの避妊法もあるんだけど、やっぱりホルモン系が主流かな。

ファミリープランニングとHIVを含めた性感染症(STI)は関係が深いので、その内もうちょっと関わってみようと思います。
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by chura-harufu | 2010-05-26 03:23 | HIV/AIDS
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