ケニアに恋して

カウンセラーの心得

ここのところ、めっきり寒くなりました。

赤道直下とはいえ、標高1827mのこのナロクの町は、寒い。

南半球になるので日本とは季節が逆、今が冬です。


朝晩は特に冷え込んで、今日なんてベッドから出るのが嫌で「さぼろうかな~」という誘惑に負けそうになりました^^;
いえ、ちゃんと行きましたけど。

昼間はまだいいのだけど、それでも暖かいチャイが格別美味しい季節です。

チャイマサラも常備しているので、しばらくはまっちゃうかもね。




病院で暇な時間帯には、チャイを片手に本を読んで過ごす事が多いこの頃です。

先日帰国した先輩隊員にいただいたエイズ関連の本だったり、ドミで借りてきた本が中心ですが、病院にある資料を読む日もあります。

先日も、看護師のマカウが参加したというワークショップの資料を貸してもらって読んでいた時の事。


ページをめくった途端目に入ってきた、人の顔?

「ん?何これ? 」

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ちょっとかわいい

一瞬、眠くなったマカウが暇つぶしに講師の顔でも落書きしたのかと思いました。

良く見ると、

「カウンセラー 大きな耳 大きな目 小さな口」

と書かれています。


これはつまり、「カウンセラーの心得」なんですよね。



クライアントと接する時は、相手の言う事を良く聞いて、相手の事を良く観察し、口をはさむのは最小限に。


これを見ていて、ふと昔彼氏に言われた事を思い出しました。


「自分の話をする方は気持ちがいいけど、自分に関係ない話を聞く方は大変なんだよ。むしろ苦痛って時もあるんだから。気をつけないとダメ。」


友達と話してる時に自分の事ばかり話してる私を心配して注意してくれたのでした。


「話し上手は聞き上手」と、言いますよね。


今思い出しても、ああ、そうだよなぁって納得する言葉。

なので、気をつけようっていつも思ってはいる。

・・・思ってはいるんですけどね。



カウンセラーとしてクライアントと向かい合う時、やっぱりそれはプロの仕事なんだって思う。

相手の話を真剣に聞くというのは、簡単のようで実は難しいから。


会話の中に出てくる一瞬のキーワードがSOSなのかもしれない。
それを聞き逃さないよう、大きな耳で。

表情の変化や、仕草は、言葉以外のメッセージ。
だから、大きな目で見逃さないように。

溢れてくる感情と向かい合っている、クライアントの邪魔をしないように。
小さな口から発する少しの言葉で、うまくその手助けをするように。


同情じゃなくて、共感する事。

相手の心に寄り添うような位置に立つ事。

だから、聞き手側に立つというのはすごく神経を使うんだって、彼氏の言葉と共に実感です。



私はカウンセラーではありません。


言葉の問題、外国人である私。

HIVの知識は、病気そのもの以外にもこの国の医療体制、部族の文化・風習など、知らなきゃいけない事はたくさんあって、ちゃんと理解するのは難しい。


それでも今ここにいる意味。

一人一人に寄り添えるような人間になりたいんです。
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by chura-harufu | 2010-07-08 04:32 | 未分類
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青年海外協力隊(エイズ対策)としてケニアでの生活をお伝えします
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