ケニアに恋して

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地震とオリンピック

今日ものんびりとした日曜日。

なので午前中またブラブラ歩いてると近くの売店の人の家に呼ばれました。
あま~いチャイをいただいて、子供たちとおしゃべり。

どこの国でも仲良く遊んでいる子供たちの姿を見ると幸せな気分になるものです。
プロレスごっこをしたり、パパにじゃれついたり、一緒にお勉強をしたり。
こっちの教育は英語で行われるので教科書は英語でした。
さりげなく便乗して単語を教えてもらっちゃいました。

最初は外国人の私を見てびっくりしていた子供たちも、スワヒリ語で声をかけるとちゃんと返事をしてくれます。

特に芸のない私ですが、持っていたノートを破って折り紙に見立てて、鶴や紙風船を折ってあげると意外に好評でした。
人数分折ってあげるとまた仲良くそれを持って遊び始めて、見てて嬉しくなります。
もっと練習してレパートリーを増やそう。

お茶を飲み終わって子供たちにクワヘリして、ホテルに戻る。

こっちのネット環境はけっこういいのでちゃんとメールやミクシーもできるし、家族にも定期的にスカイプで連絡を取れるのでありがたい。


今日もそれで連絡したのですが、津波の事を言ってました。
チリで大きな地震があったようですが、昨日の明け方沖縄でも大きな地震があり、家族もびっくりしたようです。
沖縄ではめったに地震がないので、震度5なんてあまり経験した事なくてかなり怖い。

その影響で今日は全国的に津波の警報もでてるんだとか。
実家は海の近くにあって、すぐそばには川(?)があります。
その川が1mくらい上がったり下がったりしてるようです
それを見に来る野次馬がいて、更に追い返す為にパトーカーが来て、その繰り返しで家のそばが騒がしいんだそうな。
おバカさんが多いのね。

とにかく大きな被害が出ない事を祈ります。


その騒ぎを聞きながら、フィギアのエキシビションを見てるようです。
ちなみに、ケニアではバンクーバーオリンピックは認知度がかなり低いようです。

職場の人にバンクーバーオリンピックが開催されてるのを知ってるか聞いてみたら、「何それ?」という反応でした。
スキーやスケートなどの種目があるんだよと説明すると、「だってここには氷も雪もないもん」と言われまいた。
まぁ、確かにそうですね。

でも、アフリカ人の身体能力を考えると、本格的に参戦したらすごい事になると思うんだけど。
マサイ族とか、めちゃくちゃ飛びそうだと思いません?

今回の冬季オリンピックはケニアからなのでいまいち情報がリアルタイムじゃなくてちょっと残念です。
4年後うを楽しみにする事にします。


どうしても日本を離れてると、地震にしてもオリンピックにしても、届きにくい情報も多いので敏感にならなきゃって気付きました。
(トヨタの件はケニア人もけっこう気になっているようで、「あの豊田という男はなんで泣いているんだ?」と言われましたけどね)

写真は最近よく行くメンバーズクラブ
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by chura-harufu | 2010-02-28 21:27 | ケニア生活

休日

今日は赴任後初めての土曜日。

朝はのんびり8時前に起きて、レストランで朝食。
(まだ家が決まらないので未だにホテル住まい。朝食が付くのは嬉しい。)

食事を済ませて、特に予定もないので町を歩いてみる事に。

ホテルのすぐ近くにある売店の女の子とはすでに顔見知りなのでとりあえず一通りあいさつをしてから出発。

歩いていると色んなお店が目について面白い。
店の前にミシンを出してカンガを縫っているおばちゃんとかタイヤを転がしながら遊んでる子供たち。
そんな姿も新鮮な感じがします。
街中にはいろんな動物がいて、ロバや牛やヤギにヒツジ。鶏とかよく分からない鳥もたくさんいる。
生活に溶け込んでる様子がやっぱりこれも新鮮に感じるよ。


目的もなくブラブラと歩いてると、後ろから声をかけられる。
この前専門家の方に連れて行ってもらったお店の女の子。

歩きながら話して、その子の家に行く事に。

そういえばケニアに来て、ケニア人のお宅に遊びに行くのは初めてです。
ホテルから坂を登って行ったところに彼女の家はあって、小さい家が密集しています。

その小さなお部屋で彼女がもてなしてくれました。
とうもろこしの粉を練って作るウガリを主食に、ゆで卵が一つとミルク(というよりヨーグルト?)が彼女の昼食らしい。
ケニアではクリスチャンが多くて、彼女も食事の前にはちゃんとお祈りをします。
それから一緒に食べました。
確かにウガリは腹もちがいいけど、卵とミルクで持つのかなって思ってしまった。
(ちなみにミルクは酸っぱくて全部飲むのがちょっときつかった)
彼女に言わせれば、卵とミルクを飲めば健康になれるらしいんだけど。


けして豊かとは言えない暮らしをしていても、精一杯もてなしてくれて、その気持ちがとても暖かかったです。
このナロクに来て良かったなって思った。
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by chura-harufu | 2010-02-27 22:47 | ケニア生活

初出勤

昨日、ナロクに赴任してきてやっと隊員らしくなってきました。

夜ごはんは偶然JICAの専門家の方が同じホテルに宿泊していると知ってちゃっかりご一緒させていただきました。
カウンターパートにあたる地元の方と一緒にお話をしたのですが、けっこう楽しかったです。
ナロクの情報などもちょこちょこいただきました。

やっぱり、この町はマサイマラの影響を受けてるみたい。
外国人は割と多いんだけど、ケニア人もマサイマラに行く途中なので旅行客がけっこう来るんだそうです。
人の出入りがあるってことはHIV対策の面から考えるとちょっとリスクが高くなるってことなんだけど、さてどうだろう?

今朝から早速初出勤。
職場に着いて、まずは上司と相談し、今後何をしていくか話し合いました。
希望を聞かれたので
・デフォルタートレーシング(治療を途中でやめてしまった人達の追跡)
・PMTCT(母子感染予防)
・アウトリーチ(出張でVCTや検診、ワクチン接種)
に興味があると答えました。

というわけで、今日はPMTCTからスタート。

ANC(Antenatal Care)でお世話になる事に。
ここでは妊婦さん達のケアを中心にしています。

私に与えられた仕事はクライアントの記録。
母子手帳を見ながらバイタル、妊娠週数、投薬・予防接種状況・検査結果などを記入してい来ます。
ここで難しいのは名前や住所が読めないって事(><)
ケニア人の名前には馴染みがないので覚えるのも時間がかかってしまうのです。

それでもなんとかこなしていくうちに要領が分かってきました。
お昼にマンダージとチャイで休憩して午後の部がスタート。
その頃にはだいぶ慣れてきました。

看護師さんたちも仕事の合間に色々と教えてくれます。
英語とスワヒリ語がごちゃ混ぜの会話だけど、なんとかがんばってついていく。
専門用語は割と聞けるので助かります。

午後には妊婦さんのHIV検査、子宮頚癌のスクリーニング、FP:Family Planing(腕にインプラントするの初めて見た)を見学。
更に薬やワクチンの種類や投与方法を説明してもらったり、コンドームディスペンサーの補充を手伝ったり。

そんなに忙しくないんだけど覚える事がたくさんあって、勉強しなきゃな~って気が引き締まる。

今日はHIV陽性の人はいなかったけど、ここでは月に5~6人程度が陽性で出るらしい。
月に来る妊婦さんが500人弱くらいで、そのうち新規は160人程度。
初診で来る人の3.5~4%くらいがHIV陽性。

明日もまた同じ部署に行く事になったので、今日やった事を復習して、やる事や知りたい事を考えて行こう。

初出勤はそんな調子で終了。
職場の雰囲気は、みんな優しくて良い感じです。
今の時期は過ごしやすいみたいで、日に当たるとちょっと暑いけど、日陰のベンチに座って風を感じるのはとても心地いい。
中庭に牛が入り込んで草を食べてる姿はびっくりするけど見てるとなんかまったりするし、子供たちはとってもかわいい。
この職場でうまくやっていけそうな気がするよ。

明日も頑張ります。
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by chura-harufu | 2010-02-24 23:52 | HIV/AIDS

赴任

2月23日火曜日。

ケニアに来て約1カ月半。
現地訓練としてスワヒリ語を学んできましたが、いよいよこの日がやってきました。
ついに赴任の時です。

前回の任地訪問とは違って、ほとんどの人は本格的な引っ越しとなります。
私の場合、家がまだ決まっていないため荷物をあまり持ち込めないのと2週間後にはすぐに戻る予定がある為任地訪問の時とあまり変わらない状況ですが。

前日の夜から、みなパタパタと荷造りでドミトリー内は騒がしくなりました。
当日は朝から続々とタクシーに乗り込みそれぞれの任地へ。

私も方向が同じ仲間と一緒にタクシーで出発。
まだ残っていた他の隊員がお見送りをしてくれて、なんだか感慨深くなりました。


ダウンタウンからシャトルに乗って、リフトバレーを抜けてナロクの町へ。
二回目なのに、砂埃の舞う、乾いたこの町を見て帰って来たんだなって感じる。
これからこの町での生活が始まります。

まずは英語とスワヒリ語をもっとちゃんと覚えること。それと、難しいのがケニア人の名前と顔を覚える事・・・。

この国を、この町を、この人達を、もっともっと知って仲良くなって、一緒にいいお仕事ができたらいいな。
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by chura-harufu | 2010-02-23 22:20 | ケニア生活

ギザギザバサミとユーカリ

任地訪問からナイロビに戻り、相変わらずスワヒリ語生活を送っています。

ナロクもそうでしたが、ナイロビの道を歩いているとたくさんのユーカリに出会います。匂いを嗅いでみるとシトロネラールの香りがして、ユーカリ・レモンなんだなって分かります。


最近、任地訪問も終えていよいよ自分の活動について具体的に考えるようになりました。
それでこの頃思い出すのは大阪での研修です。

以前の日記にも書いたけど、この研修の間に「貿易ゲーム」というワークショップをしました。
これは簡単に話すと豊かな国と貧しい国の状態を体感するというものです。
何かを生産してお金に換えて、国の為に必要な医療や教育や交通機関などに変えていきます。
生産するものは、例えば決められた大きさの円や四角を正確に測って紙を切り抜いて売りに行きます。

ここでポイントは「正確に切り抜く」という事です。
ところが、貧しい国には紙はたくさんあるけど定規やハサミがなく、豊かな国には道具はあるが紙がない。
ゲームが進むほどになぜか紙は豊かな国に流れて行き、貧しい国は貧しいままに中々何もできない。
がんばって手で切ってみても出来上がった四角はボコボコだったりちょっと大きさがずれていたりで買い取ってもらえない。
そうこうしているうちに豊かな国には情報が与えられて、どんどん豊かになっていく。

それを見ている貧しい国は焦る気持ちと、誰も助けてもらえない絶望感を味わうようになってくる。
 
そんな時、援助でハサミがやってくる!!

「やった~!!」

ところがですよ。
このハサミというのはギザギザなのです。

つまり、結局まっすぐに切れない。
一応試してみるけどもちろん正確な円や四角が作れるはずもなく、無駄な時間だけが過ぎていく・・・。


このゲームが何を表わしているのか。
ちょっと考えてみていただきたい。


この中で出てくるギザギザバサミ。
先進国が途上国に対して援助をする時にそれが実際には相手に対して役に立っているのか考えようって事なのです。

自己満足や自分の都合で何かをやっても、本当に相手が必要としている事が分からなければ意味がない。

また、一時的な手助けも、結局その先に繋がらなければほとんど変わらない。


なぜこの話かというと、冒頭のユーカリとちょっと重なるから。


ユーカリは、元々ケニアにあった訳ではありません。


昔、ケニアが独立するより前に、森林伐採が大規模に行われるようになってケニアの中でも木が大量に切り倒され、それらは主に薪として使われたのだとか。(線路が通されて汽車が走るようになった影響)
そこで、先進国はユーカリの導入を進めたのだそうです。
ユーカリの木は成長が早く、乾燥しやすいので薪にはうってつけ。
その上特にこのユーカリ・レモンは、知っている人も多いでしょうが虫よけ効果があると言われています。
ケニアでも蚊によって媒介される病気は存在するので、かなり役に立ちそう。
実際いい香りだしね。

ただ、問題があって、このユーカリは土中の水や栄養分をかなり吸収するようです。
おかげで土質が変わり、他の植物の成長に影響を与えるようになった。
外来生物というのはそういった弊害をもたらすものです。

ケニアの中でもこの事は問題視されているようです。


国際協力とか開発とか援助とか、元々興味のあった分野でもないし、あまり勉強してこなかったのだけど、さすがに協力隊になってからは考える事や仲間たちと話す機会が増えました。
例えば井戸を作ったり学校を作ったり、目に見えて分かやすい事をする人もいるけど、それはただの自己満足なのかもしれない。
形に残せば何かをやったって、達成感はあるだろうけど、それはその先どうなって行くんだろう。

感謝されたいから、尊敬されたいから、そんな理由で援助ってするんじゃないんだよね。
(国家政策としての援助の在り方はまた別になってくるかもしれないが)

とりあえず何かをやれば!って考えで行動しても、それはもしかしたらギザギザバサミなのかもしれない。

今、自分が起こす行動が、10年後20年後のその場所にとっていい影響を与えているだろうか。
それは誰も分からない事だけど、想像力を働かせるのは大事なだって思う。


ユーカリの葉を揺らしながら吹き抜けるケニアの風はどこまでも気持ち良くて、ふと立ち止まって、昔この木を植えた人の気持ちを考える。
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by chura-harufu | 2010-02-13 14:55 | ケニア生活

任地訪問

先週の火曜日から金曜日まで、任地訪問でナロクに行ってきました!

ナロクはナイロビから西へ150kmほど行ったところにある町で、標高は2700mもあるらしい。
(らしいけど、私の住む事になるタウンはどうも標高が低そう。)

交通手段はマタトゥで2時間半~3時間ほど。

ゴチャゴチャとしたナイロビをを出て30分ほどで、「これぞケニア!」というような景色が広がった時には感動した。

窓の外にキリンの散歩やマサイ族が何十頭もの牛を水飲み場へ連れて行く光景に、心が弾みます。


途中ウトウトしながら、ナロクに到着!
なんとか配属先の人と連絡が取れてステーションまで車で迎えに来てもらいました。

私の配属先はDistrict Medical Office of Health (DMOH) →県保健事務所
で、District Hospital →県病院 と一緒になっています。


とりあえず今回行って、一通り院内を案内してもらいました。
スタッフも紹介してもらったんだけど、たくさんいるし、ケニア人の名前を覚えるのは大変で、(発音すら難しい)顔の識別からしてなかなか・・・・。

まぁ、polepoleがんばります。

この中で、私はVCTとCCCが一緒になった建物で働きます。
ここではHIV検査やAIDS患者が通ってきて、カウンセリングやARV(抗ウイルス剤)の処方などをしています。
両親をAIDSで亡くしたAIDS孤児も来ます。

今までHIVにはほとんど関わる仕事をしてなくて、専門知識もほとんどないのですが、これからがんばって勉強したいなって思いました。

ちょうど訪問期間中に県内の医療従事者が集まるミーティングの参加させていただいて、これもすごくよかった。
英語(アフリカ訛り)とスワヒリ語が半々だったので理解するのは難しかったけど、今後の活動の参考になりました。


たった4日間だけど、面白い体験はたくさんあった。

今はまたナイロビに戻ってスワヒリ語の勉強再会です。

次は本格的な赴任に向けて頑張ります。
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by chura-harufu | 2010-02-12 23:14 | ケニア生活



青年海外協力隊(エイズ対策)としてケニアでの生活をお伝えします
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