ケニアに恋して

<   2010年 04月 ( 22 )   > この月の画像一覧

クク

ある日の夕方、薄暗くなった時間帯、アンの家の庭を歩いてると、

ズボッ!!

と、穴にはまってしましました。

誰?!こんなとこに穴を掘ったのは!

子供たちのイタズラかと思っていました。


翌日、犯人を発見。
にわとりでした。

一生懸命お腹で土をかきわけて穴を掘り、時々虫を見つけては「ラッキー♪パクッ!」と食べている。
そして砂風呂&寝床作りが終わった後、スヤスヤと寝てしまいました。
そんな様子を観察してて、けっこう飽きないものです。


にわとりの事はスワヒリ語で「クク」と言います。

牛や、ロバ、ヤギ、ヒツジの多いこの町ですが、その中でも多いと感じるのはこのにわとりです。

自分で餌を探してその辺をウロウロしてるので、歩いていて踏みそうになる事もしばしば。
そして前述のように道端で寝てる事があるので足元注意です。


アンの家でお茶を飲んでると、いきなり家の中に入ってきたりします。

そして、てくてく奥の部屋に行ったかと思うとすごい声で鳴いている。

さすがにびっくりしたけど、家の人は何も言わない。

私「にわとり、入って行ったけど、いいの?」

アン「ああ、あの子、毎日そこで卵を産んでるんだよ」

私「ええ!!家の中で」


その3時間後、無事卵が産まれたそうです。

そんなアンの家の日常。



庭には数羽のにわとりがいます。

その中でも、いつもお母さんについてまわる赤ちゃんがいました。

首のところがはげててちょっと不細工なんだけど、よちよちと一生懸命追いかける姿がかわいいな~なんて思ってほのぼのしていたのです。


ところが、いつのまにか見当たらなくなってしまいました。

私「ねえ、アン。前までいた、あのちっちゃいのはどこ行っちゃったの?」

アン「それが、猫に食べられちゃったんだよね~」


が~~ん

確かに、この辺、野良猫が多いです。

でもショック。



しょんぼりしてると、何かをじ~っと地面を見てる4歳のフェイスの姿が。

近寄ってみると、

フェイス「あ、マリエ、みて!むししゃんが、おやさいたべてるんだよ^^」

見ると、確かにバッタが葉っぱをむしゃむしゃ食べている。

5歳のシルビアは虫が怖いらしく逃げてしまったけど、フェイスは触れないながらも興味深々の様子。

私「ほんとだね~、食べてるね」

と、一緒に観察しておりました。


するとそこへにわとりが猛ダッシュでやってきて、パクッ!
そしてまた走り去ってしまいました。


フェイス「きゃ~~~!!マ、マリエ、た、た、たべちゃったよぉ、にわとりが~」

訴えるフェイス。

私「あ、うん、食べちゃったねぇ。」



この小さな庭では弱肉強食の世界が繰り広げられているのでした。
[PR]
by chura-harufu | 2010-04-30 01:37 | ケニア生活

再びラボ

今日はナイロビから健康管理員が、私の家をチェックしに来ました。
ちょっと緊張。

同期隊員二人も一緒に来ていたので、軽く我が家をご案内。

町とか病院も見るのかと思ってたら、書類を書く時間も含めて30分程度で終了しました。
そんなものなのか。


JICA号を見送った後は病院に戻りました。


先週までchest clinic を見学してましたが、今日からまた検査室に行く事に。

結核の検査についてはchest clinic で内容は把握できたので、更に喀痰検査を詳しく勉強しようと思ったのです。

そういうわけで、一日検査技師さんに張り付いてお勉強してました。


チャンバーの中で喀痰をスライドグラスに塗抹→乾燥→バーナーで固定

その後チール・ネルゼン染色(Ziehl-Neelsen stain)

大学の授業以来です。


この方法で、結核菌がいれば赤く染まります。
(染色って、試薬をかけて、時間を置いて、洗っての繰り返し。几帳面な人が向いてる仕事だよなって思います。なので私はラボの検査技師は向いてなさそう・・・。)


一連の作業が終わった後、いよいよ顕微鏡で確認。

のぞいてみると、いました。

赤くて細長い菌がしっかりと。


という訳でこの患者さんは肺結核と診断。

手間暇かかってます。


ただし、この検査で結核菌が見つからなくても、結核じゃないとは判断できませんので注意。


今日は、前回見学に来た時と比べて患者さんの数が少なく、スタッフにも余裕があったので他にも色々教えていただきました。

マラリア、腸チフス、梅毒、ブルセラ症などの検査や、血液型、血沈、尿検査、生化検査を見学。

血算は日本光電の機械が入っていてちょっと親近感。
で、検査結果をなんとなく見てたら、ヘモグロビンの数値が5未満っていうのが数件!

ええ!!(正常値:男性 14~17g/dl 女性 12~16g/dl)

思わず

「この結果って間違いないの?」

と聞いてしまった。

だって、2.6g/dlって人もいたんだよ。

「間違いないよ。その結果は小さい子供なんだけど、栄養状態がかなり悪いんだ。」

とのこと。


ええ~ !!


超高度な貧血です。

そっか、栄養状態が悪い子はけっこういるって聞いてたけど、ここまでひどいものなのか。

沖縄で乳児健診をやってた時赤ちゃんの貧血検査を担当してたけど、こんなに低い数値は経験した事なかったからちょっとショック。

どこか出血してるって訳でもないだろうに・・・。


この検査結果と住んでる地域、食文化、もちろん基礎疾患もだけど、比較してデータに出してみたいと思いました。




余談だけど、学校で貧血検査をやってるのって沖縄だけみたいだよね。
子供の時の恐怖を思い出す。
戦後の栄養状態が悪かった時期の名残らしいけど、ケニアでのこの数値をみたら、ここでも必要なのかもな~って思いました。
[PR]
by chura-harufu | 2010-04-28 04:23

チャパティ作り

自炊ができるようになって、けっこう楽しくケニア料理に挑戦しています。

夕食には大抵ウガリかお米を食べているのですが、今夜は初めてチャパティを作る事にしました。

チャパティは、フライパンで焼く薄いクレープ状のパンで、元々インドの料理です。

ケニアは昔、インドと同じイギリス領でした。
その関係もあって今でもたくさんのインド系の人達が住んでいて、インド料理もけっこう定着しています。
「チャイ」も、同じ名前で呼ばれますしね。


一般的な家庭料理として、アンの家でお世話になっていたときにも週に1、2回は食卓に上がりました。
豆料理と食べる事が多くて、ちぎったチャパティをおかずに乗せて食べます。
(私はけっこうそのままかぶりついてますけど)

作り方はその時に習っていたので、早速トライ。

スーパーに行って、一通り道具を買い揃えます。
フライパン、伸ばすための台、めん棒・・・。


油は種類がありすぎてどれがいいのか分からないので、通りすがりのおばちゃんに聞きました。

「おや、チャパティを作るのかい?ならこの油が一番いいよ。」


と勧められた油を一緒にかごに入れてレジへ。

後ろに並んだおじちゃんもかごを見て、

「おや、今日はチャパティなの?」

とニコニコ。

やっぱ、分かるよね^^;


そんな感じで無事道具と材料を揃えて、いざチャパティ作り!


見た目は単純に見えるチャパティですが、実際にやってみるとけっこう手間がかかるのです。


まずお湯を沸かしてお塩を加え、小麦粉に加えて練っていきます。
好みで卵を入れる。
アンの家では入れてたので、私も入れる事に。
まとまってきたら、油を入れてまたこねる。

生地ができたら、まるくまとめ、めん棒で伸ばしていく。

ここで終わりではありません。

更にそれを縦長に切って、クルクルっとロールケーキのように丸めます。

で、それを切り株を上から潰していく感じでまた伸ばす。

このややこしい作業を経て、初めて何層にも分かれたふっくらおいしいチャパティができるのです。


ただ、分量の加減が難しい。

一人分として作るから、全体的に小さくてやりにくいのです。

それでもがんばって、初めてのチャパティが完成しました~

小さめだけど、ちゃんと層になってる


一口パクッ!

ちょっと塩味足りない気もするけど、これはこれでおいしい

一応、成功です。


油や塩加減はこれから研究してマイベストレシピを完成させなければ。

帰るまでにはチャパティマスターになれるかな。
[PR]
by chura-harufu | 2010-04-27 04:42 | ケニア生活

寒い夜の贅沢な楽しみ

赤道直下のケニア。

ここが暑い国だと思っている人もいるようですが、結構そうでもない。

西側の、ビクトリア湖周辺は暑くてマラリアの罹患率も高いようですが、ここナロクはナイロビと同じくらいの標高なので、比較的過ごしやすい。

高地のエルドレットという地域(マラソンで有名。あとチーズも)はかなり寒いらしいです。
コビー、そんなに寒い?


で、南半球なので季節は逆になり、これからが寒いシーズンになります。
(日本では先日雪まで降ったと聞き驚いてますけど)

日中はけっこうポカポカしてても、夜になると冷え込む事も。
特にシャワーを浴びる時、ブルブルってなってしまう。

井戸水で生活する隊員もいる中、温かいシャワーの出る恵まれた我が家。
それでも温度が一定しなくて、ぬるいお湯しか出ない日もあります。

トイレのほぼ斜め上にシャワーヘッドが設置されているこんな小さなバスルームに、バスタブなんてあるはずもなく、なんとか温まれないかと考えた結果。


フットバスしかない!!

そうですよ。
アロマの授業でもいつも教えてるではありませんか。
そうそう、こういう時こそ活用しなければ。


というわけで、市場に行って、ふくらはぎ全体までカバーできるバケツを買ってきました。

せっせとお湯を沸かし、バケツに溜めて、お気に入りの精油を落とす・・・。

あ、そういえば乳化剤って持ってきてないや。

ん~・・・。

とそこで目には行ったのは石鹸。

あ、これでいいじゃない。

石鹸が界面活性剤だって、高校の化学の授業でも習います。

うん、これでいいや。

と、石鹸水を作って、本日の香り、サンダルウッド、フランキンセンス、ラベンダー・アングスティフォリアを数滴。

さっそくベッド(他の家具もないので)に腰掛けて、両足を浸す。

あったか~い♪

気持ちいい~♡


久しぶりに体の芯から温まり、のんびりと映画鑑賞しながら過ごす、優雅な土曜の夜なのでした。
[PR]
by chura-harufu | 2010-04-25 04:43 | ケニア生活

「ミラーあります」

ナロクに来て、少し慣れて来た頃から町のあちこちで目につくようになったものがあります。

小さな商店がたくさんあるこの町で、その店先に写真のようにバナナの葉っぱが吊るされているのをよく見かけるのです。

a0155216_746224.jpg


最初、何かのおまじないか(商売繁盛とか)、開店中のサインか、はたまた何かを加工中なのか、などと思っていました。


それで何気なくアンに聞いてみると、

「あれは、’ミラーあります’って意味だよ!」


ミラー!!


念のため、鏡の事ではありません。


ケニアではMiraaまたはKhat 等の名前で呼ばれる、覚醒作用のある植物です。

そういえば、道端で生の葉っぱをそのままむしゃむしゃ食べてる人の姿を、時々目にする。

一応この国では合法で、一部の地域では重要な換金作物にもなっているらしい。

サインがバナナの皮なのは、多分、ミラーを束にして売る時にバナナの皮が使われるからなんだろうと勝手に判断。
(湿度と鮮度を保つ為)


エチオピアが原産で各地に広まり、今ではケニアの他にソマリア、イエメン、南アフリカなどでも栽培され、ヨーロッパへの輸出も盛んになっているとのこと。
(特にイエメンではGNPに占める割合がかなり高いという報告も。33%以上?!)


元々ケニアではメルー族が伝統文化の中で使用していたそうです。
本来なら結婚式などの特別な行事で年配の男性のみ口にしていたのが、今では若い男性や、女性までも常用するようになってきているらしい。

メルー族の住むNyambeneという地域は今でも栽培が盛んで、最高品質を誇るのだとか。

確かに、最近ミラーを口にしながら声をかけて来た男の人はメルー族だった。
(メルー語であいさつされても分からなかったけど)


他に、ミラー愛好家にはソマリア人も多い。
ソマリアはほとんどムスリムなので、お酒の代用品としての側面もあるようです。

アンの店でおしゃべりしてると時々ソマリア人が、

「コンニ~チハ。ミラーいらない?」(なぜか、ソマリア人に日本語であいさつされる事が多い。親日家が多い?)


と、やってくる事があります。
毎回、丁重にお断りしています。



ミラーを食べると、幸福感や覚醒作用がある為か、トラック運転手、夜間営業のお店、あとは大学生に常用者が多い。

暴力的になるとか、体に大きな害があるわけではないようで、確かにミラーを食べてる人達ってなんとなくいつもニコニコしてる印象はあるかな。


でも、自分で試そうとは思えません。


だって、いい大人が道端で生の葉っぱを黙々食べてる姿って、ちょっとみっともないし。
それ以前に、そういうものって抵抗あるからね。


ソマリア人が去っていく後ろ姿を眺めながら、マサイ族のアンやキクユ族のムワンギに、

「二人はミラー食べた事ある?」

って聞くと、

「あんなもの食べた事ないし、絶対食べない!」

だ、そうです。
[PR]
by chura-harufu | 2010-04-24 07:47 | ケニア生活

ワークショップ

今週の木、金はワークショップに参加して来ました。

水曜日のお昼休み、フラッとCCC(Comprehensive Care center:HIV全般のケアをしてるとこ)に寄ったら、

「お!マリエ、いいとこに来た。明日はワークショップがあるから参加してきなよ」

と言われたからです。


内容も良く分からず話が決まり、翌朝。

8時半に迎えが来ると聞いて準備して待ってたら、結局来たのは9時過ぎ。
(そして翌日は9時50分!!このルーズさがケニアよね。まぁ、いいや。)


で、内容。

Community Health Worker(CHW)、つまり、地域で働くボランティアさん達のスキルアップの為の講習会です。

主催しているのはMassai Christian Women Development Forum(MACODEF)というグループ。
これはCommunity Baced Organaization (CBO)という組織の一つで、国から資金を得て活動しています。

メンバーはすべて女性、そのほとんどが教師で、何人かは自身もHIVポジティブ。
このトレーニング以外にも孤児を支援する活動も行っているんだそうです。

今回は講師として病院のスタッフが2名派遣される事になって、それにくっついて私が見学に来たという形です。
(当日になってそれが分かった)


予定時刻を過ぎてるけど、お茶とマンダージの時間からスタート。

場所は小さな教会を借りて行っているので、今まで参加したワークショップと比べて更にお祈りの時間が長い気がします。

そんなこんなで、大幅に遅れて講義がスタート。

途中歌や踊りが入り、いきなり指名を受けてあいさつさせられたり。
(たどたどしいスワヒリ語とちょっとマサイ語を話すと受けてたからいいか)

こっちのワークショップって、休憩時間をあんまり取らないって印象があります。
そのせいか、講師も受講生も、講義中に携帯が鳴れば構わず出ます。
日本人的感覚ではちょっと「は?」って思うかも。
これもカルチャーショックでしょうか。

それでも、受講生たちはけっこう真剣に聞いていました。
前に同じ内容のワークショップに参加した時は半分くらいマサイ語だったのでほとんど理解できなかったけど、今回はスワヒリ語で勧められたのでなんとか分かりました^^

講義内容はHIVとAIDSの基本的な知識、ARTの進め方や副作用とその対処法、AIDSに関連する病気、食事について、カウンセリングスキルについてなどを分かりやすく説明し、最後はコンドームの使い方を解説して終了。

なかなかいいワークショップだったのではないでしょうか。
(時間配分はもうちょっと考えてもと思いますが)

ボランティアさん達も積極的に関わろうとしている姿が見えてホッとしました。

普段、病院で活動していて、ここだけではどうしようもないなって痛感している今日この頃です。
コミュニティレベルで動いてくれる人達なしにはHIVやTBのケアって難しいってよく分かります。


地域によって差はあるのは予想されるので、リサーチはやっぱり必要だな。


今回、ほんとに見学だけで特に何の役には立ってないけど、そのうち自分でも動けるように考えます。
[PR]
by chura-harufu | 2010-04-24 07:40 | HIV/AIDS

マサイの薬草

先週に引き続き、chest clinic で結核について勉強中。


診断の手順、検査内容、治療方法、患者さんの傾向などは大体把握できてきました。

MCHと違って比較的患者の少ない部署なので、空いた時間にドクター達と今後の対策についてディスカッションする余裕もあります。

結核の予防や治療について考えていると、HIVと同じような問題に突き当たります。
やっぱりお互いに切り離せない関係なんですよね。

一番問題になっているのは、距離。
先日のマサイマラへの旅でも実感したけど、あの距離を通ってくるのはかなり大変。
込み合ったマタトゥに乗って、ガタガタ道を揺られながら着いたころにはクタクタになってしまう。
ましてや具合の悪い患者さんや妊婦さんにはかなりきついだろうなって思った。

一番近い医療施設まで50km!とか厳しいよね。

こちらから出向いて行く方法も考えてはいるんだけど、こっちにも車がなくて、中々難しい。
いつもそこで行き詰ってしまうのです・・・。


他にも
・予防接種
  拒否する人が多いらしい。それ以前に通うのも難しいけど。

・教育
  特に女の子なんだけど、学校に行かなくて、スワヒリ語すら話せなかったりする子が多い。女性の地位が低いため、病院に行くにも男性の許可が必要だったりします。

・食事・栄養 
  妊婦さんに対して、あまり食べさせないようにするとか。お腹の赤ちゃんが大きくなりすぎると出産が難しくなるからって理由らしいけど、貧血や低体重で生まれる事になってしまう。

・住環境
  牛の糞を固めて作る「マニャタ」という家に住んでいるのですが、窓がなくて換気できない上に大人数で住んでたりする。つまり結核の感染拡大のリスクが大きい。

・自宅出産
  助産師さんが、手袋をはめずに介助して血液を浴びる。ここでHIV感染の危険があります。へその緒を切るのに使うハサミもろくに消毒もせず使いまわすのでまずい。難しい状態の出産では対応できなくて母子ともにすのまま命を落とす事も。

・診療拒否
  結核やHIVの治療に使われる薬剤を拒否して、伝統的な薬草に頼る人が多い。


などなど、問題点は色々あります。


「まずは地域の現状を把握したいね!」

という話になり、来月からリサーチを開始しようと計画中。

やっぱり交通手段は問題になるけど、何かいい方法はないか検討してみます。



話し合いの中で、「薬草」という言葉には自然に反応してしまいます。

ケニアに来る前から、マサイの使う薬草には興味があって調べてみたいと思っていたのです。

民間療法に頼り過ぎて病院の薬を拒否するのは問題だけど、色々面白いものを持っているのではと気になっていました。

もちろん有効な物もあるだろうし、効かないものや、逆に害のある場合もあるだろうから。

大学の卒業研究では沖縄の薬草を調べてた事や、アロマについて勉強していることをマサイ出身のドクターに伝えると、

「ここでも面白い研究ができると思うよ」

と、マサイが使う薬草の学名とマサイ語の名前をリストにして書いてくれました

「これは牛乳に混ぜて子供に与えるやつ、で、これはすごく苦いんだよ」

などと解説付き。

「村に行ったら、それぞれ使い方とか効能を聞いてみるといいよ」

と言われ、かなりワクワクしてきました。



もちろん、HIV対策(+TB対策)がメインだけど、薬草研究も個人的に並行して進めて行きたいです。

難しい面もあるけど、楽しみです。
[PR]
by chura-harufu | 2010-04-22 01:56 | ケニア生活

マサイマラへ

週末はマサイマラへ行こう!

との提案で、朝からアンの家へ。
マンダージとチャイが出たんだけど、

私「軽く食べて来たからそんなに食べれないよ~」

アン「ちゃんと食べないと、マサイマラに行くまでにお腹すくよ!」

そこでマンダージにかぶりついていた子供たちの動きがピタッと止まり、アンは一瞬しまった!という顔。

どうやら子供たちには内緒にしていたらしい。

シルビア「え?何?今、マサイマラって言った?」

アン「え~っと、マサイマラって言うのはサロンの名前で、ほら、ちょっと髪型が崩れてるからマリエが直しに行くんだって!だからあんたたちはスーザンと教会に行ってきなさいね~!」

かくして、不審気な顔の子供たちをなんとかなだめ、女三人の旅へ。


メンバーは私とアンと、サムの奥さんのエリザベス。

朝出発予定がなんだかんだでお昼前。

長距離のマタトゥで、ウトウトしながらも外を見ていると、タウンとは違って、トウモロコシ畑や広大な大地が広がる。
マサイマラに近づくにつれ、マサイ族の家・マニャタも見えるようになった。

到着したのは3時過ぎで、食堂で遅めのランチをいただく。


さて、パークに入るには車が必要だけど、普通に借りると7000Kshもしてしまう。
ちょっと高い。

で、近くの家の駐車場に車を発見したアンは早速交渉。

運転手「白人(私の事)が一緒なんだから、お金あるんじゃないの?」

アン「いやいや、あの子は私が面倒みてて、まだ18歳だし学生だから(大嘘)お金ないんだよ」

という事で、3000Kshで案内してくれる事に。

a0155216_041098.jpg



着いたのも遅かったのであまり時間がなかったけど、シマウマ、キリン、バッファロー、イボイノシシ、ガゼルの姿がたくさん見えました。

a0155216_013839.jpg


ちょっと暗くなってからは、カバにも会いました。

カバはああ見えて、人も食べてしまうくらい危ない生き物で、アンはかなりおびえてました。

あと、ウサギもけっこういて、その近くに何かピョンピョン跳ねてる動物が。

「あれ何?」って聞くと「カンガルーだよ」という答えが。

え?カンガルーってアフリカにいるもの?

でも確かに、ちょっと小さいけどカンガルーっぽい形して跳ねてる。

いるものなの?
写真も撮れなかったし、未だにちょっと謎のまま。



そんな感じで初めてのマサイマラツアーは終了。

次回はもっと計画して行こうと話しながら、帰りのマタトゥではクッタクタでした。



この距離をはるばるやってくる患者さんたちの事を考えると、やっぱり何か必要だなって思うのでした。
[PR]
by chura-harufu | 2010-04-20 00:04 | ケニア生活

ヘアースタイル

前から一度はと思っていましたが、、ケニアの女性達のように編んでみたかったんです。

こちらの人達の髪はほとんどが縮毛なので、たいていつけ毛を編みこんだ個性的なスタイルを楽しんでいます。

ケニアに来る直前にパーマをかけたので私の髪はクルクル。

そのままでもいいんだけど、たまには気分を変えてみたいな~なんて思ってたのです。


アンの店でくつろいでると、アンの娘のフェイス(4歳)の髪を編み直す話に。

でもなぜかご機嫌斜めなフェイス。

美容師さんと、今日は無理だから明日にしようって事になって、

「そういえば、マリエもやりたいって言ってなかったっけ?」

と、話が進んで、

おお、ちょうど時間もあるしやってみよう。

ってな訳でサロンへGO!!

しかし、かなりの量のピースを編みこんでいくので時間がかかる。

軽く考えてたけど、3時間半かけてできあがったのがこのスタイル。

a0155216_3144726.jpg


いかがでしょう。

これで500Ksh!(600円くらい)
安いと思います。

そのうち飽きたら別の髪型も試してみよ~っと
[PR]
by chura-harufu | 2010-04-18 03:15 | ケニア生活

結核の事

昨日はアンのお母さんがお買い物に付き合ってくれて、トウモロコシとキャベツとジャガイモをどっさり仕入れました。

タウンでは野菜が豊富に手に入るので嬉しい。

この前は「マナグ」という野菜を初めて料理しました。
この地域の野菜だというのですが、見た目は雑草としか思えない。
調理方法をアンの家族に習って早速食べてみると癖がなくておいしかったです。


今夜は買ってきた野菜を刻んで、スープを作ります。
コトコト煮込んで、ご飯を炊いてるこの時間に幸せを感じる今日この頃。




今週は1週間 chest clinic のお仕事を見学してました。

ここではTB(Tubercurosis)つまり、結核を主に扱っています。
それ以外にもハンセン病や皮膚病なども診ているそうです。
(結核以外の患者さんは見た事ないですが)


どうも過去の病気って印象が強いけど、日本は他の先進国に比べて感染者数は高い水準にあります。
結核は、感染しても症状の出ない潜伏感染が多い病気です。
世界人口の3人に1人、日本でも4人に一人が感染しているかも!と言われています。
(前に北野武さんがCMやってたよね)
免疫力が低下してくると発症する確率が高くなります。

日本で高齢者に患者が多いのは、若い時期に感染し、発症しないまま年月が過ぎ、今になって細菌が暴れだすっていう事らしい。
若い人だと、看護職の女性とか、外国人の患者が多ようです。

発症してても、本人に意識がなければ

「咳が続いてるけど、風邪かな?」

で、受診が遅れてしまう。

そうこうしてるうちに、細菌は空気中にばらまかれ、48時間感染力を持ったまま周囲の人達に広がっていく。

ああ、怖い。


結核はもう、時代劇や小説の中の薄幸の主人公だけの病気じゃないんだよ。



免疫力が低下するってことは、HIVに関わる人間としては切り離せない。
実際、HIVの感染率が高い地域では結核の患者も多くなります。

このchest clinic でも、結核患者さんのデータを見てると、3~5割の人達がHIVポジティブ。
AIDS患者の多くが結核で命を落とす危険がある。
日和見感染症の代表みたいなこの結核は、CD4の数値が比較的高くても発症してしまうようです。


結核の治療を困難にする事の一つに、耐性菌の問題があります。

最近の治療方針だと、耐性菌の誕生を防ぐためにいくつかの薬剤を組み合わせて勧められていきます。
基本的には6ヶ月間のスケジュールで行われますが、途中症状が改善すると放棄してしまう患者さんもいるんです。
そうすると、実はおとなしく見せかけて隠れている細菌が、今度はパワーアップしてまた暴れだす。

そうなるともう前と同じ薬では効かなくなっていて、更に治療が厄介になってしまうんです。
最近ではいくつもの薬剤に耐性を持ってしまった超耐性菌も確認されていて、恐ろしいったらありゃしない。


教訓

「咳が長く続く時は、早めにお医者さんに診てもらおう」
「結核の治療は最後まで!」


来週もchest clinic にいる予定なので、たくさん勉強させてもらいます。
結核のX線写真をこんなに見る機会は中々ないからね。

(でも、結核は肺だけじゃなく全身に感染するんだよね)



さて、ごはんが炊けました。

お米を食べる時ホッとする自分に、やっぱり日本人なんだなって感じるよ。
[PR]
by chura-harufu | 2010-04-17 01:49 | HIV/AIDS



青年海外協力隊(エイズ対策)としてケニアでの生活をお伝えします
カテゴリ
全体
研修
ケニア生活
HIV/AIDS
病院
アロマ
未分類
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
最新の記事
明日は初出勤
at 2011-07-31 00:39
沖縄でもケニアと交流中
at 2011-07-30 22:38
就職
at 2011-07-26 00:37
祝☆優勝
at 2011-07-18 09:59
いけてる伊計!
at 2011-07-14 15:07
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧