ケニアに恋して

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停電の夜

今日はチキンを食べました。

前回と同様、アンの家で1羽丸々調理です。

しかし、年取ってたようで、かなり固い。
そしてファッティです。

アンと二人で解体するのもけっこう大変でした。
癒着しまくってるから、色々取り出すのがねぇ。


なんとか作業を終えて、玉ねぎ、トマトと一緒に煮込んで出来上がりを待つ。


座って一息ついた段階で、電気が消えました。


その途端子供たちが

「マリエ~、こわいよ~」

と、寄ってきました。


直前までやってたテレビドラマの内容がバンパイアのお話だったらしくて、びくびくしてたところ真っ暗になってしまったのです。


そこで更にアンがいたずらして、

「バンパイアが来るぞ~」

なんて脅かすから、小さいフェイスは泣きだしてしまいました。

あらら~


二人して私の膝に乗ってきて、ぎゅぅってしがみついてくる。

ちょっと肌寒いナロクの町では、子供たちの体温がぽかぽかして気持ちいい。


普段はかなり騒がしく、生意気な二人。
偉そうに学校で習ったばかりの英語を教えてきたりします。
その舌足らずなしゃべりがまたかわいかったりするんだけど。


こんな時、やっぱ子供だな~なんて思います。

私も子供の時、こうやってお化けや暗闇に怯えてた事を思い出しました。
特に怖いビデオを見た後は、妹たちより自分の方が怯えて母にくっついてた気が・・・。


今では暗いのなんて全然平気。

お化けは、いるだろうけど見る力のない自分には関係ないし。


そういう意味では大人になったのでしょうか。


子供たちを抱きしめて、歌いながら料理ができるのを待つ。


そのうちアンの旦那様のジョンが帰ってきて、夕食の準備も整いました。


やっぱりチキンは固かった。

でも、美味しかったです。


結局帰るまで電気は戻らなかったけど、ランプの明かりの中、家族そろって囲む食卓は暖かい。

心がほっこり温まる日曜日の夜。


帰り道、今日も、星空はキレイでした




【余談】

アンが「“mwezi(月)”ってなんて言うんだっけ?」

と聞いてきたので、「“ツキ”だよ」と教えました。

スワヒリ語では「ツ」の発音はないらしく、難しいようです。

子供たちも一緒に、

「チュキ?シュキ?ジュキ?」

と練習してました。

う~ん、おしいな~。
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by chura-harufu | 2010-05-31 05:15 | ケニア生活

手作り教室

この頃の週末は、特に予定もなくダラダラ、のんびりと過ごしておりました。

大抵、起きたらスカイプで沖縄の家族とおしゃべりして、その後ゆっくりと朝食。
たまにケーキを焼いたりプリンを作ったり。

一応、HIV関連の本を読んだり、その週病院でやった事や分かった事を自分なりにレポートにまとめてみたりって事もしています。

それで飽きてきたらアンの店に行っておしゃべり。

そんな日々。

元々、だら~っと過ごすのは好きなのでそれなりに楽しくやっています。



でも今日は、珍しくアン以外の来客がありました。


先日アンの店にビーズ細工のアクセサリーを売りに来た女性、ピュリティ。

その時に自分で作ってみたいとお願いしたら、授業料とパーツ代(ビーズ以外)として100Ksh(約120円)ならいいよと言われました。


ビーズ細工は日本でも趣味でやってる人が多くて、興味はあったけど中々始めるきっかけがなかったのです。


そんな訳で、さっそく我が家にお招きして教えてもら事になりました。

チャイを作りながら、お客様が来てお茶を出すって中々いいもんだなって思ったりして^^


今回は一番簡単そうなイヤリングからチャレンジ。

色はキレイなピンクとブルーを選びました。

まずはワイヤーにビーズをはめていって、それを編んでいきます。

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そんなに難しい作業じゃないと思うのだけど、慣れない私は四苦八苦。

「イタッ」

と、ワイヤーの先で指を刺してしまったり。


途中でおしゃべりをしながらも、黙々と作業を続けていきます。



話していて印象に残ったのは、

「エイズは、悪い事をした人がなるんだ。神様の罰だよ。」

と、ピュリティが言った事。


「そんな事ないよ。誰でもかかりうる病気なんだよ。」

って言ったけど、多分あまり伝わってないんだよね

言葉の問題もあってうまく説明できなかったんだけど、人の考え方を変えるのってとても難しい。


やっぱりHIVはどこでも、「自業自得」ってイメージがつきまとう。

それはケニアに限らず、日本でもそう。


例えば誰かが子宮ガンになったと聞けば、どちらかと言うと同情の気持ち湧いてくる事が多いと思う。

「かわいそうに」とか「気の毒に」って。


でも、それがエイズと聞くと、

「かわいそうに」の後ろにはどこか

「遊んでたのかな?」とか「悪い事してたんだ」

って、その人を汚れたイメージに変えてしまうスティグマがある。



だけど子宮ガンもエイズも、原因は同じウイルス。

しかもどちらも性感染するウイルスです。


子宮ガンになった人に対して

「自業自得だ。」

って言う人は、エイズに比べると少ないと思う。


やっぱり、イメージの問題なんだろうね。

もちろん、「子宮ガンも自業自得だ!」なんて事になったら最悪なんだけど、気付いてほしいのは、

「誰でもなりうるんだ。」って事。


知識なくして、「自分は大丈夫。」って、どうして言える?

「彼(彼女)を愛してるから大丈夫。」なんて理由にならないよ。



「性」は「愛情」と結びついてるべきだって思うけど、「病気」と「モラル」は分けて考えなければいけない。

病気の人に対して「悪い事したからだ」って、悲しすぎる。




そんな事を考えながら、せっせとワイヤーを編んでいく。


そしてイヤリングが完成しました。

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初めての作品でちょっと不格好かもしれないけど、やっぱり手作りの物が完成すると嬉しいものです。


ケニアにいるうちに、色々教えてもらって上手くなりたいな

模様を入れられるようになったら、沖縄の柄や龍のマークもちょっとやってみたい。

できるかな~。

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その後アンに作品を見せに行きました。やっぱりここでは大きめイヤリングが似合うと思います。
しかし、最近子供たちの間では変顔がブームなようで、カメラを向けるとこんな顔しかしないんですよね~。
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by chura-harufu | 2010-05-30 04:04 | ケニア生活

許せない

こないだからアボカドにすっかりはまり、2日に1回くらいのペースで買っています。

今日も市場に行って、馴染みのお兄ちゃんに、

「バナナ2本とアボカド1個ちょうだい」

と言うと、聞き間違えたみたいで4本切ってくれました。

「違うよ、2本だよ。あ、でもせっかく切ったし、いいや、4本もうらうよ。」

「ありがとう。じゃあ、1本はおまけしてあげる。ついでにアボカドも、今日はサービス!2個入れとくね~」

わ~い、ラッキー^^

なので今夜はアボカドを食べつつ、パックを作ってみようと思っています。
(レモンもあればよかったな)



お仕事の方は、ゆっくりと進行中です。

午前中は病棟をまわって患者さんの様子を確認したり、小さいミーティングに参加したり。


午後は特にやる事がなく暇だったので、薬局で薬剤師のニャンブラから色々教えてもらいました。

初めの頃はお薬の名前も覚えてなくて大変だったけど、今では一通り把握できてるので説明もスムーズに理解できます。

今日聞きたかったのは、PEPについて。

PEP=Post Exposure Prophylaxis

つまり、なんらかの感染リスクの高い出来事のあった直後に、お薬を飲む事で感染を防ぐという物です。

具体的には、交通事故や暴力(ケンカとか)で他人の血を浴びた、医療従事者の針刺し事故、そしてコンドームなしでの性行為、など。

ここの施設では月に約8人程度のクライアントが来るとの事。

びっくりしたのは「子供が使用済みのコンドームを口にした」という事例。


ケニアに来て、嫌だなって感じる事の一つに、ゴミの多さがあります。
大人も子供も、ゴミは普通にその辺にポイ捨て。
その為、町中ゴミであふれ返っています。

町の状況を考えると、そんな事があってもおかしくないのかもって思えます。

時々同じ事が起きていると聞きました。
なんとも嫌な話。

ワークショップでコンドームの説明をする時に、

「使用済みのコンドームは、子供の目につかないよう、ちゃんと処理しましょう。」

と言っていた理由が分かりました。

その時は、「あたりまえじゃない?」って思ってたけど、自分の常識とは違う現実があるんだってことに衝撃。
こんな事がもう起きないように、ちゃんと伝えていかなきゃいけないんだね。


PEPの方法と効果についても教えてもらいました。

方法としては、大人の場合、2種類のお薬を一日2回、28日間飲み続けるというもの。
子供の場合は、体が小さい分感染の危険も高いという事で、更に2種類多めに飲みます。

リスク行為のあった時点から3日以内にスタートすれば効果が期待できるのだそうです。
もちろん早ければ早いほどよくて、

1日目→95%
2日目→65%
3日目→50%以下
それ以降は効果なし

という確率で、感染が防げるのだと教えてもらいました。




その後PEPの記録簿を出してもらって、パラパラとめくっていました。

目につくのは、「RAPE(レイプ)」という言葉の多さ。
気がめいって、ため息が出てきます。

そしてショックだったのが、6歳前後の女の子の名前がそこにたくさんあった事。

中には2歳という信じられない記録も。


もちろん、大人ならいいかって言ったらそんな訳ないけど、力のない抵抗できない子供にそんな事するなんて・・・。

痛かっただろうね、怖かっただろうねって、被害者達の事を想うと胸が苦しくなって、なんか泣けてきた。



仕事帰り、アンの店でこの話をすると、

「前にそんな話を聞いた事あるよ。その時は、犯人は父親だったんだけど、母親が出かけてる時に6歳の娘を襲ったって。ひどすぎるよ。私だったら、自分の娘達がそんな目にあったことを知ったら相手を殺すと思う。例えそれが大好きな夫でも!」

うん。
知らない子でもこんな気持ちになるんだから、親だったらどんなに辛い事か。


許せない。


体だけじゃなくて、心も壊すような犯罪だよ。

HIVや他の病気、望まない妊娠も防ぐことはできるけど、心が癒えるのは時間がかかると思う。

被害にあった人達が、今後幸せな人生を送れるといいなって心から願います。
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by chura-harufu | 2010-05-29 01:59 | HIV/AIDS

ユースセンター

同期隊員のブログを見て、アボカドが食べたくなりました。

こちらでは一つ10Ksh(12円くらい)で売ってます。
安いけど、なんとなく手が出なかったのですが試しに買ってみる事に。

サラダにしても美味しそうだけど、前に語学学校で出されたのを思い出して、ちょっと真似してみました。

ジャガイモやニンジンを煮込んでご飯に乗せて、アボガドを切って一緒に添える。
ついでに茹でたほうれん草も乗せてみました。

けっこう美味しい♪


どうやらアボカドは今がシーズンらしいので、色々試してみようかな~なんて思ってます。

お肌にもいいので、そのうちパックとか作っちゃうかも。





今日の午前中は、病院の敷地内にあるユースセンターに行ってきました。


1年ほど前にオープンした施設らいいのですが、管理体制が悪く(物がなくなるとか)、継続できなくなって今年の2月以降閉鎖されていたようです。

それはもったいないので、病院スタッフにもまた動かしたいねって話していました。


それが2週間ほど前から再起動し始めたのです。


前とは違うグループ(CBO)が運営しているとの事。



という事で、仲の良いスタッフに声をかけて

「ビリヤードがてら様子を見に行こうよ!」

と誘って行ってみたという訳です。




ユースセンターは基本、朝9時半から夕方5時まで開いています。
(でも、今日行ってみたら11時にオープンしました)

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入口の前にはビリヤード台が置かれていて、誰でも無料でプレイできます。
(ただし、小さめでボールも一個足りないです)


建物は小さく、中にはHIVや結核などの感染症予防や薬物乱用に関する資料・ポスターが展示されていました。

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壁に書かれていた文字が中々インパクトがあった。。
「He is Sexy He is Hot But Is he SAFE?」

別室ではHIVの検査とカウンセリングが受けられるようになっているようです。


そこのオフィサーに、現在の状況や今後の方針などについて伺ってきました。



このグループでは、毎週末各地域でスポーツ大会(主にサッカー。他にもバレーボールやバスケットなど)を開催して学生を集め、その試合の前に健康教育を行う、というのが活動の中心。

例えば、コンドームについて、割礼・女性器切除とHIVとの関連・薬物乱用・・・など。


サッカーはケニアでも人気のスポーツだし、そこでもらえるソーダやパンを目当てに来る子達もいるようです。

中々いい活動をしてると思います。


ただ、どこでもそうだけど資金不足が悩みの種。

コミュニティーで助け合いたいって目的で動いてるから、ビジネスライクにはしたくないけど、それでもやっぱりお金がないと難しい事も多い。
今は誰かのポケットマネーでやってる場合もあるんだとか。

う~ん。それだと、ずっと続けていくのは厳しいよね。

資金が確保できれば、もっと活動の幅も広がりそうだけど。



せっかく再開したユースセンターなので、学校に行けていない子供達に勉強やPCの使い方を教えたり、生活に関する悩みなども聞ける場にしたいと話しています。

何か協力できる事があれば手伝いたいです。おもしろそうだし。


そこで、前からちょっとやりたいなって思ってた事を相談してみました。


せっかく私がケニアに来てるので、日本の学生とこちらの学生の交流持つって言うのはどうでしょう。

例えば手紙の交換とか、インターネットを通しての交流とか。

具体的に何ができるかはまだ分からないけど、それだと日本の学生にとってもいい経験になるんじゃないのかな?なんて思ってたりするのです。


もちろん、一人で勝手に突っ走っての行動はできないので、ちょっと様子を見ながらできるかを見極めていく事にします。

オフィサー達も、興味を持ってくれたので、実現するといいな。



帰りにいつものようにアンの店に行くと、子供たちはおやつにチップス(フレンチフライ)を食べてました。


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「マリエ、チップス!はい、あ~ん」

と、フェイス。

お手々が油でベトベトだよ~。
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by chura-harufu | 2010-05-27 04:19 | HIV/AIDS

ザ・避妊

アンの店ではコンドームも販売しています。

病院では無料配布されてるし、そんなにニーズあるのかなって思ってたら、最近買いに来ている人を発見。

無料で手に入るところを、わざわざお金を出して買いに来るっていうのは、ちゃんと必要性を理解してるってことだよね?とちょっと感心。


これは、エイズ対策隊員的には興味深い!
さっそくアンにインタビュー!

「アン!コンドームの種類と値段、教えて!」

「え?何?マリエ欲しいの?」

いや、そうじゃなくって・・・。


この店で扱っているコンドームは三種類(1Ksh=約1.2円)

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(右)TRUST・・・3個入り10Ksh。ケニアでは良く見かける銘柄です。町を歩いていると、このイラストがペイントされている建物(お店)を見かける事も。アンいわく、プレーンタイプだそうです。

(中)RAHA・・・3個入り40Ksh。表面にボコボコしたのがついてるらしい。お値段高めだけど、見てるとこっちが良く売れてるっぽい。

(左)femiplan・・・6個入り40Ksh。イチゴの香り付き。これは売れてるのは見た事ないです。名前からして、女性がターゲットなのかな。

という感じらしい。


女性用コンドームは、他でも中々見かけません。
男性用と比べると一つ200Kshくらいで、かなり高くなってしまうし使い方がちょっと難しいからかな?
ワークショップでアンケート取った時も、使った事ある人は30人中1人という感じでした。


病院スタッフやアンに聞く話だと、この町にもコマーシャル・セックス・ワーカー(CSWs)がたくさんいるらしい。

特に8月のお米の収穫時期になると、お金がたくさん手に入るのでそれでハメをはずして遊びに来る人が増えるんだとか。

その料金を聞いて、ちょっとへこんだ。

コンドームなし→1000Ksh
コンドームあり→500Ksh

そんな料金で女性が売り買いされるのかっていう現実と、コンドームなしだと倍だなんて。

そして、男性が男性(男の子)を買う時は300Kshくらいだそうです。

更にへこんだ・・・。


なんか、色々難しいね。

もっと知らなきゃいけない事がたくさんありそうな気がします。
それは今後の課題でしょうか。



避妊という事で、ついでに病院でよく扱っている方法をご紹介します。


【ピル】
これは日本でも一般的に知られている方法です。
2種類あって、1シート21錠で、21日間飲んで7日休むというタイプと、1シート35錠で、35日で飲みきったら休みを取らずに次のシートに行くタイプ。後者は基本的に出産後6ヶ月以内の授乳中のお母さんに処方されているらしいです。


【DEPO】
これが一番人気の方法で、月に250人くらいがやってきます。
3ヶ月に一回注射することでピルを飲んでるのと同じような状態に保つというもの。その期間は月経が止まるらしい(そうならない人もいるそうですが)。
飲み忘れの心配がないのが利点かな。
日本ではまだ認可を受けていない方法なのですが、通信販売で手に入るようです。それはどうかと思うのですが・・・。
(もっと驚いたのは、ARVが通販で売られてる。それはもう、かなりまずいんじゃないでしょうか)


【インプラント】
これは月に30人くらいのクライアントがいるようです。商品名はJADELLE。
上腕の内側に、二本のチューブを埋め込みます。これも、状態としてはピルやDEPOと同じように女性ホルモン(黄体ホルモン・プロゲステロン)の血中濃度を高く保つ事で避妊効果を発揮し、しかも5年間有効。
その間、月経が来る回数はかなり減るようです。(正確には分かりませんけど、半年に一回とか)
で、5年経ったら取りだします。

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こういうやつです

ちなみに、埋め込みと取り外しの手術、どちらも看護師がやってます。その様子を見て、「これは一生やらない! 」って思いました。


手術中は麻酔かけてやるんだけど、切開場所がちょっと離れてたみたいで2つ目のチューブに届かない。
グリグリ~ってやってるうちに

「痛いです><。」 と、 クライアント。

「あはは~痛いんだって。麻酔足そうか。」 と、 看護師。

あはは~じゃないよ!!(心の声)

その後麻酔を足して、更にグリグリ。

結局届かなくて、もう一か所切りました。


恐ろしかった~。



という感じの現場です。

他にもの避妊法もあるんだけど、やっぱりホルモン系が主流かな。

ファミリープランニングとHIVを含めた性感染症(STI)は関係が深いので、その内もうちょっと関わってみようと思います。
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by chura-harufu | 2010-05-26 03:23 | HIV/AIDS

両親へのプレゼント

だいぶ遅くなってしまったけれど、母の日のプレゼントを送りました。
(正確には、日本にいる彼氏に送ってもらいました)

そして同じ日が父の誕生日でもあったので、併せて選ぶ事に。


こういうときはいつも何にしようか迷いますが、せっかく二人に送るのならと、ペアフレグランスをプレゼントしようと考えました。


アロマを始めてからはほとんど買う事がなくなりましたが、元々香水が大好き!


香りそのものももちろん好きですが、素晴らしい香水は細部にまでこだわって作られた芸術品です。

ボトルデザインやネーミングにまでデザイナーや調香師の想いが込められているのを感じます。


という訳で色々考えた結果、イッセイミヤケの「ロー・ド・イッセイ」に決めました。

これは三大調香師の一人、ジャック・キャバリエの作品。

ブルガリ・プールオムやフェラガモ・プールファム、ウルトラバイオレットなど、名香をたくさん作り出している有名な調香師です。

人によって好みもありますが、私は彼の作品が大好きで自分でも使う事が多く、その中でもこのロー・ド・イッセイはお気に入り。

ファムは透明感のある優しい花の香りで癒し系の女性のイメージ。
オムは爽やかな柑橘系とピリッとした苦みが大人の男性の色気を演出します。

「イッセイの水」というネーミングの通り、清らかな水の流れを感じさせる香り。

やっぱりジャック・キャバリエって天才。

ボトルデザインもシンプルだけど品があります。
並べて飾ってもかわいい、ペアフレグランスって大好き!


調香って、やったことのある人は分かると思うけど、同じ素材を使ってもたった一滴の違いで全く香りが変わってしまいます。

慣れた人ならどの材料を何対何で混ぜたかちゃんと言い当てる事ができます。

残念ながら、私はまだその域には達する事ができてません。
そして最近さぼってるので、どんどん嗅ぎ分け能力は落ちる一方・・・。

(日記を書きながらちょっと反省。今度練習しよう。)


とりあえず、プレゼントはそういう感じで決定。


ただし、今回彼が送ってくれたのはロー・ド・イッセイでもサマーバージョンのようです。

こちらは嗅いだ事がないのだけど、同じジャック・キャバリエの作品。

まぁ、間違いはないでしょう。


お母さん、お父さん、いつもありがとうございます。
ささやかなプレゼントですが、喜んで使ってくれるといいな。
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by chura-harufu | 2010-05-23 02:24 | アロマ

最近の悩みごと

ホテルに滞在していた時、多分ベッドにノミかダニかがいたんだと思うのだけど、虫さされがひどかったのです。

今の家ではそんなことないんだけど、刺された跡が治らない・・・。

虫さされが残りやすい体質だと思ってたんだけど、もう、ひどいんです。


足と背中(腰のあたり)がやられてて、ボコボコ。

元々キレイな足じゃないのに、今では醜いレベルです

ガビ~ン


寝てる時とか無意識に引っ掻いちゃったりするから悪循環だし。


このままではまずいと、やっと最近になって焦りだしました。

せっせとクリームをすりこみ、精油をすりこみ、少しでも元に戻るよう祈る毎日。

三十路手前にして、この足はないよ。


ついでに最近筋トレを始めました。

前の日記にも書いたけど、ケニアに来る前後でかなりプクプクになったので、まずいわ~。

という事で、ちょっとがんばってます。

日本に帰る頃には腹筋割れてるかな~♪
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by chura-harufu | 2010-05-22 06:35 | ケニア生活

オーダーメイド

今日は、ナイロビから専門家が来ていたので久しぶりに夜の町に出かけました。

そして、久しぶりに飲みました。(タスカー瓶3本くらい?)
最近控えてたので、2ヶ月ぶりくらいです。
お肉を食べたのも久しぶり。
お腹一杯だし、いい気分

日本語もたくさんしゃべったなぁ。

ケニア人といる時に、急に日本人から電話がかかってくると、

「あれ?なんて言うんだっけ?」

と、詰まってしまう自分がいます。

頭がスワヒリ語モードになってるんですね。


帰りはタクシーで送ってもらい、これまた久しぶりに夜の空を見上げました。

星がたくさん

明日、晴れるかな。



最近、お仕事では病棟に行く事が多くなりました。

そうでなくても病院という場所柄、やはり白衣は必要だな~って思っていたのです。

日本から持ってくればよかった。


職場の人にどこで買えるのか聞いたところ、

「スーパーにあるよ。」

とのこと。



という訳で、さっそくスーパーへ見に行きました。

で、確かにありました。

だがしかし、サイズが合わない。

その大きさといったら、かなり背の高いジュマでさえ余るという始末。

一体、どんな巨人の白衣?
と思うけど、町中でこのブカブカ白衣を来ている人はけっこう見かけます。

ケニアでは、医療従事者以外でもなぜかお肉屋さんの店員が着てる事が多いんですね。

それにしても、こんなに大きく作る意味が分からない。

病院でお仕事するには都合が悪いのでどうしようかなって思ってたら、たまたま居合わせた看護師のローズに、

「街の仕立て屋さんで作ってもらいなさい。」

と言われました。



白衣をオーダーメイド!!

考えもしませんでした。


で、アンに相談したところ、町には仕立て屋さんがあるとの事。

まず、一番近くの仕立て屋さんに行ってみました。


そこで値段を聞いてみると、1500Kshと言われました。

スーパーで売っていたやつは595Kshだったので、オーダーメイドだとしてもかなり高い。

外国人だと思って、完全にぼったくってるなと判断。

にっこり笑って、

「高いね~ありがとう。」

と、店を後にしました。
二度とこの店には行きません。

で、アンに報告すると

「高過ぎ!」

と言われました。
そうだよね

で、アンの家の裏手にある別の仕立て屋さんに頼む事に。

そこではたったの500Kshで作ってくれるという。

そうだよ。それが普通だよ。


で、頼んでいた白衣が本日出来上がりました。



明日晴れたらお日様の下でお洗濯だ!

来週からはマイ白衣でお仕事です。

ちょっと楽しみだな
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by chura-harufu | 2010-05-22 05:55 | 病院

メリー・ゴー・ラウンド

今日は、どこの部署も患者さんが少なくて、のんびりとした一日でした。
CCCも、特に外での仕事などなく、みんなそれぞれ新聞や本を読んだり、おしゃべりしたり。


私は午前中、薬局のパソコンをいじってました。

電子カルテはいい感じで使えそうです。

入力ミスの修正とか、データの整理とか、やらなきゃいけない事もあるけど、うまくいけばかなり役に立ちそう♡



お昼時間になって、カウンセラーのキャロがご飯を作り始めました。
私も一緒にお手伝い。

最近お昼もCCCで過ごす事が多いのですが、時間がある時にはこうして誰かがご飯を作り、みんなで一緒に食べたりします。

ご飯とデング(豆。日本語でなんて言うか分からない)とか、ウガリとキャベツとか、お馴染みのメニューが多いけど、みんなで作って皆で分け合って食べるのはけっこう楽しい。

MCHではいつもマンダージとチャイだったから、CCCにいるとこれでも贅沢気分です。

その後の食器洗い、今日は私の番だったのでふんふ~ん♪と洗ってると、なんだか隣の部屋が騒がしい。

「?」

覗いて近くにいた栄養士のナンシーに聞いてみる。


「何やってるの?」

「メリー・ゴー・ラウンドの順番を決めてるんだよ。マリエも仲間に入る?」


メリー・ゴー・ラウンド??


つまり、こう言う事です。



例えば10人のグループで一人1000円ずつ出し合えば、金額は10000円。
それを毎月この日、とか決めて、順番に受け取って行く。
で、自分の番がきたら10000円もらう。


これとそっくりなシステムが沖縄にも存在していて、摸合いと言っています。

友達とか職場の人とか、親戚とか、金額や人数・期間もそれぞれだけど、やってる人は多い。
人によっては掛け持ちでいくつも摸合いに入ってたりします。


お金が絡むからトラブルになる事もあるみたいだけど、基本は助け合いの精神。
あと、それが集まる口実になるからその時にみんなでお食事とか飲み会とかになって楽しそうだなって思ってたのです。


沖縄にいた頃は、摸合いに参加する機会がなくて、そういえばやったことないな。
それがケニアで誘われる事になるとは。


ちょっと考えてみて、


「うん、やってみる」


自分の番が来るまで、はたしてうまくいくのか分からないけど、なんとなくやってみたくなったから。

という訳で、来月からメリー・ゴー・ラウンドに乗ってみます。

結果は、最後まで回ったら報告しますね。
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by chura-harufu | 2010-05-20 03:24 | ケニア生活

病棟

今週は、CCCのスタッフと一緒に病棟を回る事からスタートしました。

月曜日は、新しく入院してきた患者さんのHIVテストの日。

二人ずつグループに分かれて各病棟を回っていきます。


くじ引きでどこを担当するか決める事に。よく分からないけどキャーキャー盛り上がってます。
私のパートナーになったのは、男性スタッフのジュマ。
めちゃくちゃ背が高いです。


私は今回記録係。

ノートを片手に、ジュマを追いかけ検査した人の名前と年齢、結果を記入していく。

今回はみんなスワヒリ語で通じるから大丈夫



で、この検査で引っ掛かった人は翌日、CD4カウントの為にまた採血をします。


何回か日記でもCD4って書いてるんだけど、一応説明。


CD4(Cluster designation 4)とは、主にヘルパーT細胞(白血球の一種)の表面にある物質です。

ヘルパーT細胞って何?って思う人もいる事でしょう。
(アロマを勉強してる人にはお馴染みかな?)


人の体には、外からの侵入者(この場合、細菌とかウイルスとか)と戦って、身を守るシステムが存在します。

そのシステムの事を「免疫」と呼んでいます。

これには体の中の色んな細胞がそれぞれの得意分野で役割分担をして頑張ってくれています。


まず、バリアーを作って敵を中に入れないようにする細胞(皮膚とか粘膜)。
敵を見つけたらいち早くそれを見つけて、食べてやっつけて、その事を知らせる細胞。
情報を集めて指令を出す細胞。
指令を受けて、武器(抗体)を作り出す細胞。
戦いの終わりを知らせる細胞。
敵の情報を記録して、次の戦いに備える細胞。

などなど。

それぞれなくてはならないし、協力しあって働いています。


この中でヘルパーT細胞は、指令を出す係。
つまり、免疫の中でも中心的な役割を担っている細胞なのです。

CD4はこのヘルパーT細胞の表面に存在するので、CD4カウントと言うと時はヘルパーT細胞の数という事になります。
(ホントは、ヘルパーT細胞以外にもCD4は存在するけど、ややこしいのでそこはスルーで)

なぜCD4カウントを調べるのか?


それはHIVと密接な関係にあるから。


HIVの表面にはgp120という物質が存在します。

このgp120が、実はCD4と親和性があります。(くっつきやすいって事)

なので、HIVが体に入ってくると、ヘルパーT細胞が狙われます。

敵から身を守るための大事なヘルパーT細胞。
免疫システムの総司令官!


それが狙われるんだから、たまったものではありません。


HIVは、ゆっくりジワリジワリとヘルパーT細胞の間に広まり、放っておくと、しまいには全滅させてしまうのです・・・。

恐ろしや。


こういうの考える時、ウイルス自体がこの仕組みを作ったのか?って疑問を持ってします。
人の体の仕組みを勉強する時も同じように感じるけど、すごくないですか?
自然の脅威というか、何かこう、意図的な策略というか・・・。


この数が減って行くほど、AIDS関連の症状が増えていきます。
免疫の状態を知る指標ですね。

病院では、ある一定のレベルまでCD4カウントが下がった時にお薬(ARV:抗HIV薬)を飲み始める時期だと判断します。

なので、HIV感染が分かってもすぐにARVの服用が始まるわけではありません。

という事で、CD4の検査はとても大事なのです。


そのCD4の検査が、ここの病院では毎週火曜日と決まっているのです。


CCCに通う患者さんの場合は、検査室に採血に来ます。

病棟の患者さんは、月曜日の検査で陽性だった場合、火曜日に採血して検査、という訳。

ただ、入院しているとい事は具合が悪いのだから、けっこうCD4カウントも落ちてる場合がほとんど



ここはやっぱり日本じゃないんだよなぁって実感することも多い。

アンも、病棟に誰かのお見舞いに行く時辛いと言います。


お金を多く払えば個室に入る事もできるけど、そんな余裕がない人は一般病棟の大部屋で、カーテンとか仕切りはないし、プライバシーなんてそんなものはありません。

(更にお金のない人は、無料で入れる離れ見たいのがあるけど)

ベッドは小さくてマットレスは沈みきってるし、周りの患者さんもボロボロ状態で気がめいる。
ハエとかバッタとかナイロビフライ(刺されると危険らしい)とか、その辺いっぱいだし。

そして、臭いも独特で、とくに子供の病棟はきついです。

衝撃だったのが、1歳半の子供の採血。

がりっがりにやせてて、針刺すのもかわいそうなんだけど、泣き方も他の子みたいに力がなくて、暴れる元気もないのがなんか切ない。


下痢もしてるらしくて、刺した瞬間そのショックかオレンジ色の液体が漏れ出てくる。
それを気にもせず、ギュッと抱きしめる母親。


日本じゃ経験した事なかったよ。


病棟に行くと、毎回そんな感じで、衝撃を受ける事が多いな。

それでも、子供に話しかけてあやしてる時、そのやり取りを見つめるお母さんの顔がすごく優しかったりして、とってもホッとしたりするんです。

ナロクが好きです。
私を受け入れてくれたこの町の人達も。
患者さん達に手の届くこの距離も。

私に何かできる事、あるかな。
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by chura-harufu | 2010-05-19 04:32 | HIV/AIDS



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