ケニアに恋して

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お葬式

先週、ナイロビから帰ったその日の朝にアンのおばさんのマリーが亡くなりました。


死因は脳髄膜炎。

でも、その背景にはHIVがあります。


マリーは、うちの病院に入院していた患者さんでもありました。

アンと一緒にお見舞いに行った事もあるし、仕事で病棟に行く時はちょくちょく顔を出して声をかけたりしていました。

私が一人で会いに行くと、

「今日はナセリアン(アン)は一緒じゃないんだね。」

「うん、今の時間はお店で働いてると思うよ。調子どう?」

「ああ、大丈夫だよ。」

「お薬を飲めば、きっとそのうち良くなるよ。」


なんて会話をしていたのに。

マリーはデフォルターでした。

元々ARTを始めていたのに、どういう理由かお薬を飲まなくなってしまったのです。
もしかしたらほとんど飲んでいなかったのかも。

マサイの中には病院のお薬を嫌って拒む人はたくさんいます。

入院してきた時にはすでにボロボロの状態で、やせ細ってかなり年老いて見えました。


CCCのカウンセラーと週に何回か病棟に行って様子を見ながら、お薬の事を説明して、今度こそ続けられるようにってちゃんと理解してもらおうと話し合っていたんです。

それがうまく行けばきっと元気になるだろうって信じてた。


なのに、あっけなく逝ってしまいました。
アンから聞いて、なんだか力が抜けてしまったよ。


マリーの葬儀が今日だったので、職場にはお休みしますと伝えて参列する事に。


午前中、病院の裏にある遺体安置所に集まって、棺に納められたマリーの顔を見ました。

意外なくらい穏やかな顔をしていて、でもそこにはもう魂はないんだっていう冷たさが伝わってきて悲しくなった。

そこから人が集まるのを待って(そこはケニアなのでやっぱりかなり時間オーバーしてたけど)、車で埋葬する場所まで行きます。

車のサイドミラーやアンテナには、葬儀に向かっているという合図らしい赤いリボンを結びつけて。


ギュウギュウ詰めの車に揺られて到着。

泥でできた小屋(マニャタ)と小さな畑があってあとは藪、というような場所。

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周囲には、まだへその緒も取れてないような小さな赤ちゃんヤギ。

たくさんの人が集まり、中心に棺が置かれ、葬儀が始まりました。
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通訳の人がついて、スワヒリ語とマサイ語の同時進行です。

家族や友人のスピーチ、神父様の話、全員で合唱。


その後埋葬。

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ケニア人は感情表現が豊かで、こんな時も抑えることがない。

棺を埋める時も激しく泣き叫ぶ人、悲しみのあまり気を失って運ばれていく人がたくさん。

私も泣いてるアンの肩を抱きながら悲しかった。
数えるくらいしか話した事ないけど、やっぱりいつだってお別れは悲しい。


【余談】
ケニアではほとんど土葬だそうです。

今回だけでなくケニアでよく、

「日本では、死んだ人の体はどうするの?」

という質問を受けます。

火葬だと答えると、大抵その後、

「焼いた灰は川とか海に流すんでしょ?」

と言われます。

どうやらインド(ヒンズー教?)のイメージと被っているみたい。




マリーのお墓は、景色のいい丘の上。

苦しい事もあっただろうけど、ここでどうか安らかに。




HIVだけが特別な病気じゃない。

どんな病気でも、事故だとしても、「死」の前にはどの人も平等。

残された人の悲しみも。


ただ、HIVの現状がもっと違えば、マリーは死ななくても済んだんじゃないかって思ってしまう。

スティグマを減らす事ができていたら、もっと正しい知識を広める事が出来ていたら。

まだ若かったマリーも、ちゃんとお薬で治療をできていたんじゃないかな。


今となってはマリーがどう考え、何を想っていたのかは分からないのだけれど。

私がケニアでやっている事、これからやる事が、少しでも役に立てばいいな。
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by chura-harufu | 2010-06-30 04:10 | HIV/AIDS

停滞中

ナイロビから戻り、また職場に通ってますが、はっきり言って暇です。


いくつかやりたい事もあるのですが、今のところ返事待ちだったり、自分から動きにくい状況ってのもあって。

ちょこちょこ周りのお手伝いをしたり、本を読んだりして過ごす日々が続いています。

最近帰国した先輩隊員からいただいた本や資料を読みこんで、今後の参考にするのはそれなりに有意義ではあります。

動けない時に無理してジタバタするより、とりあえずアイディアを書きためて、状況を良く観察しようと思っています。
(情報収集を常にしていないと、コロコロ話が変わってしまうのでけっこう必死)



午後一人優雅に本を読んでいると看護師のマカウとサンケイの会話が耳に入ってきた。

スワヒリ語だったので、全部は聞きとれなかったんだけど、こう言う感じの話でした。


別の病院(かヘルスセンター)でHIV検査を受け、その結果陽性で、ARTまで受けてる人が転院してきたらしいのですが、こちらで再度検査をしてみると実は陰性だったというのです。


え~~、マジですか。


なんでそんな事になったんだろうか。


簡易検査で結果が間違っているというのは、実はたまに起きている事なのです。

それ自体も大問題なんだけど、ARTまで行っちゃうって、どうなってるんだろう。

だって、以前の日記にも書いたけど、お薬を飲むタイミングと言うのはまずCD4の検査をして、状態を見極めてから始めるはずなんです。

それをすっ飛ばしたって事?


この後ちょっとバタバタしてたもんだから詳しく話を聞く事が出来なかったんだけど、今度ちゃんと確かめなければ。


今回の場合は実はHIVに感染してませんでした、良かったね(良くないけど)で済むかもしれないけど、逆の場合も起きてるって事なんだよね。

話には聞いてたけど、怖いなぁ。


他にもちょっと気になる話を耳にしたので、確認しておかなきゃ。

明日は用事があって病院に行けないけど、明後日、また色々情報収集して回ります!




話は変わりますが・・・

昨夜「闇の子供たち」という映画を観ました。

日本にいた時にちょっと気になっていたのをネットで見つけたので。


後味は悪いです。

「臓器売買」「幼児人身売買・売買春」というテーマを扱っているので、重いのは仕方ない。
(内容はフィクションなんですが。)

こういうテーマって興味ないと普段中々考えないので、きっかけとしてはいいのかもしれません。

ただ、やっぱり映画なので「あれ?」と思う個所はいくつかありました。


その中で一つ、どうしても気になるのはHIV/AIDSの扱い。

売春宿に売られてきた女の子が、短期間のうちにAIDSを発症して使い物にならないという事で捨てられてしまうのですが、それはおかしいのでは?と感じてそこから先どうしても納得できなくなりました。


性産業とHIVが関連してくるのは否定はしないけど、それだけじゃないでしょ?

こういう映画とかドラマとかってよくHIVが簡単に描かれるけど、慎重に扱わないと誤解を招く表現になったり、HIV陽性者に対するスティグマを強める気がして怖い。


今の私の立場から、敏感になってるから余計気になったんですけどね。

原作の方は読んだ事ないので、機会があれば読んでみます。
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by chura-harufu | 2010-06-29 01:11 | HIV/AIDS

久々にナロクでの週末

先週はクワヘリパーティ、先々週とその前も、なんだかんだとナイロビに滞在しておりました。

なので、今週は久々にのんびりとナロクの自宅で過ごす週末。


土曜日はなんだか疲れがたまっていたようで、午前中掃除と洗濯をした後、泥のように眠りこみ、気付いたら夜の7時。

うわ~。なんか、無駄にしている・・・。

かといって、夜寝れない訳でもなく、さらにぐっすり眠れた自分が怖いわ。



で、日曜日の今日は朝からアンの家に行ってみました。


庭にバケツとタライを出して、食器洗いのお手伝い。


せっせと洗っていると、アンの庭の新しい住人とご対面!


子犬がいる!

茶色いコロコロした子犬が、お日様の光をポカポカの浴びながら丸くなってる。

「うわ~、アン、あの子どうしたの?」

「隣の家の人が、どこからか買ってきたんだよ。」


へ~、犬って、買ってくるの?



近づくと、しっぽを振り振りじゃれついてくる。

かわいい~♡

庭には子猫もいるんだけど、こんなになついてはくれません。

かわいいな~かわいいな~ ♡


アンがニワトリ達にエサをあげると、そこに子犬がいたずらしにやってきて、その動きがまた子供っぽくてかわいい。

びっくりしてニワトリ達が逃げちゃうから、

「フェイス、子犬を追い払ってよ。」と、アンが言うので、

「こら~、あたしのにわとりをいじめちゃだめ~。あっちいって~!」

って、一生懸命声かけてるけど、そんな遠くから言っても効果ありませんよ。

フェイス、犬が恐いのかな?


なんだか、そんな光景に癒されて、うふふ♪となる私。



その後、アンとサロンに行きました。

また違う髪型に結ってみようと思って。

今回は本を持参。


ドミにあったのを適当に選んできたんだけど、村山由佳の「野生の風」という小説。

これ、知らなかったんだけど、ケニアが舞台になっているのです。

しかも、ナロクとかマサイマラが出てくる。

読みながら「あ、このガソリンスタンドってあそこかな?」なんて。

ナロクにいながらこの本を読む事になったのがすごく不思議な感じで、ついつい入り込んじゃった。


半分くらい読んだところで、セット終了。

ここの美容師さん、ライン編むの上手だし、痛くないからお気に入り。
値段がだんだん安くなってくるし、(今回300ksh)通っちゃうかもな。


うん、この週末はリフレッシュできた感じです。

明日の朝は、アンにもらった産みたて卵をいただきます。


来週も頑張ろう。
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by chura-harufu | 2010-06-28 03:11 | ケニア生活

クワヘリパーティ

以前、カリブパーティの事を書きました。

「カリブ」は「ようこそ」という意味ですが、「クワヘリ」は逆に「さよなら」の意味。


つまり、クワヘリパーティは送別会です。


お世話になった先輩隊員達がもうすぐ帰国するので、クワヘリパーティが開催されました。


幹事にあたる隊次のメンバーは前日の夜から料理の仕込みを始めて、夜中もずっと準備を続けていました。
(ホントにお疲れ様です)

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会場(ドミ)は風船で飾り付け。一人一人のイラストが描かれていて面白い。

美味しい料理、デザート、お酒(泡盛まで!沖縄出身の隊員が帰るので)

多くの隊員が集まって盛大なパーティとなりました。
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2年の任期を終えて帰国される先輩方は、それぞれ色んな想いを抱えて、それでも無事遂げたという達成感で輝いて見えました。


私も1年半後、あんな風に背筋を伸ばして自分を語れたらいいな。



パーティ自体は幹事が色々用意してくれたので、すごく楽しかったです。

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ビンゴではエイズ対策の先輩隊員からの景品をゲットしました☆


夜中まで、酔っ払いながらみんなと語り合ってすごく楽しかった~。

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チーム沖縄。

お別れは寂しいけど、また地球のどこかで会いましょうっていうセリフはかっこいいね。



翌日

帰国する時にいらなくなった服や小物がたくさんカリブ品(どうぞもらって下さいって事)になってて、ウキウキみんなでいただきました^^


うれし~♡
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by chura-harufu | 2010-06-21 18:10 | ケニア生活

電気がなくて・・・

2日前。


帰宅すると、電気がつかない。

久しぶりに停電か~って、あまり気にしてなかったのですが・・・。


大抵いつも2時間くらいでは復活するので、今回も大丈夫だろうと思っていたら、朝になっても戻ってない。


あれ~??


これは、まずい。

今週は色々提出しなければいけない報告書等あるのに、電気がないとPC使えなくて、仕事が進まない。


仕方ないので、不本意ながら職場にPCを持ちこんで作業する事に。


最近モデムをサファリコムからオレンジという会社に変えたので、その調子も確かめてみる。

サファリコムはケニアではメジャーな会社なんだけど、オレンジに比べると割高。

今はオレンジの定額無制限のコースでネットに繋いでます。

これが、3000kbpsを超すスピードで、かなり快適♪

ウキウキ。

動画なんてダウンロードし放題だわ。


他の業務をサクサク終えた後、報告書作成もサクサク。



で、いい気分で帰宅。

やっぱり電気がない。


あれれ?

なんかおかしいかも。


って訳で大家さんに相談してみました。


「電気代の支払いしてないとか遅れたとかない?」

「いやいや、ちゃんと期限内に払ってるよ。今月なんて請求書来たその日に払ったもん。」

「じゃあ、今から行くから待っててね。」


と、すぐにファリア(大家さんの娘さん)が家に来てくれました。

一緒に請求書とレシートも確認して、問題ないよねって事で電気会社に連絡してくれました。


「電気会社に電話したら、今から来てくれるって!」


どうやら、電気代の支払いが確認できてなくて電気会社の人が止めたっぽい。

ちゃんと払ってるのに!!

なんでだか知らないけど、たまにこういう事ってあるらしい。


とりあえず安心。

ファリアが帰り、電気会社の人を待つ事に。


その後、だんだん暗くなり、結局誰も来ませんでした・・・。



電気ないとシャワーのお湯が出ないし、もちろん電気ポットも使えないし。

暗い部屋の中で、なんもやる気しなくてさっさと寝る事にしました。


そして、早く寝たせいで夜中に目が覚め、もちろん暗いから本を読むとかもできず、暇。

暇つぶしに崩れかけた編みこみをはずす事に。

1人で、黙々と2時間かけてはずしました。


で、朝。

やっぱりシャワーは使えないので、ガスでお湯を沸かし、バケツに溜めて体を洗います。

水道、電気のない家に住んでる隊員もいるんだから、これくらい別に大変ではないんだけど、風邪がまだ完治してない体にはちょっときつい。


その上、お風呂のすぐ直後、断水しました・・・(><。)

が~ん・・・。

まぁ、こういう時の為に普段から水は溜めておくようにしてるし、予備の飲料水も確保してあるからすぐには困らないんだけどさぁ。

踏んだり蹴ったりな気分。


そしてまた仕事帰り、大家さんのところに行きました。


「ファリア~、昨日、誰も来なかったよぉ!」

「なんですって?ちょっと待って、今すぐ電話してみるから。」

と、すばやくTEL。

「ちょっと、なんで昨日直してくれてないのはぁ?8番?違うでしょ、5番の家だよ!!」

どうやら、家の住所を間違えて行ったらしい。

なんだ、それ--;


「今から向かってすぐに直すって言ってるから、もしまた来ないようだったら言ってね。こっちもしつこく電話してやるから」

ああ、ファリアがとても頼もしい。
いつも何かあったらすぐ聞いてくれるからありがたいです。

多分私よりずっと年下だと思うんだけどね。

イスラム教徒のファリアは全身を覆う衣装を着てるけど、絶対その下はナイスバディです。
プルプルお肌とヒラヒラの衣装が綺麗で、たまにちょっと女の子なのにドキッとしてしまいます。

いい大家さんにあたって幸せだなぁ。



そして帰宅。
今度こそ、電気が復活してました。

わ~い \(^^)/

水もちゃんと出てる。(最初、茶色かったけど)


2日ぶりに明るいキッチンでお料理して、安心してくつろげました。

夕食はアンに分けてもらった豆を使った料理。

いつも買ってる乾燥のやつじゃなくて取れたて新鮮な豆だからやっぱりおいしい。

市場でまたおまけしてもらったアボカドも一緒に食べて、満足♡


電気なくて不便だったけど、なんだかんだでやっていけたし、困った時頼れる人の存在もはっきり感じる事が出来た。


そして教訓

「備えあれば憂いなし」

実感。
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by chura-harufu | 2010-06-17 03:53 | ケニア生活

偽札注意

ナイロビにいる間にどうやら風邪をひいてしまったよう。

喉が痛いのと、咳が続いています。

一応お薬は飲んで少し良くなってきてますが、やっぱり咳はまだあって、痰が絡んで苦しい。

困ったな~。


で、目に入ったのは精油ちゃん。


そうだよ。なんで使ってないのよ、私。


とりあえず近くにあったクリームにユーカリ・ラディアータ、ティートゥリー、アルベンシスミント、フランキンセンスを練りこんで胸のあたりに塗ってみる。


うん。

スーっとして、呼吸が楽になった。

痰も出やすくなったみたいで、このまま良くなってくれるとありがたい。


いつも、風邪をひくと咳がとにかくしつこくて悩みます。
長引かないといいな~。





いつものようにアンの店に行ったら、

「マリエに見せようと思って取っておいたよ!」

とアンが取りだしたのは1枚の200シリング札。

「これ、偽札だったよ。」


へ~~!どれどれ

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上が本物の200シリング札。下が偽札。

で、本物の200シリング札と比べてみてみると、大きさはわずかに偽物の方が小さい。
触り心地も、偽物のほうが雑な感じ。

どうやって違いを見分けるのか聞いてみると、

①印刷部分を爪で擦ってみて、感触を確かめる。
②光に当てて、ライオンの透かしがちゃんと入っているか確かめる。

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本物にはこのように、ちゃんと透かしが入っています。(これは1000シリング札)

この2点が大事らしい。

確かに、お店でアンがお金を受け取る時、こすったり光にかざしたりしてる姿をよく見かける。


偽札のライオンの部分を見ると、後ろから修正ペンっぽいので描かれてる(ひどい)。
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浮かしてみるとなくそれらしくは見えるんだけど。
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ライオンって言うよりドラえもんっぽい・・・。

「その時気付かなかったの?」

「これ受け取ったの、ジョン(アンの旦那様)なんだもん。」

なるほど。

「でも、まだ200で良かったよね。1000だったらかなり痛い。」

「うんうん。こないだはマジェンゴ(うちの近くのエリア)で50000シリング分の偽札を持ってた女の人が捕まったらしいよ。気をつけなきゃね!」



今からの時期は収穫期に入り、お金が大きく動くらしい。
これを狙って偽札も出回るようになるそうです。
あと、よく知らないんだけど、モンバサなどのコーストエリアでも偽札が多いと聞きます。


皆さま、お気をつけくださいませ~。
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by chura-harufu | 2010-06-16 02:16 | ケニア生活

贅沢三昧なナイロビの日々

ナイロビに上京していた10日間、すっかり日記の更新が滞っていました。

ドミトリーのネット環境に波があったり、PCを出してくるのがめんどくさかったりで、あまりPCを開いてなかったんですよね~。


今回の状況の目的は、

①予防接種・・・狂犬病、A型肝炎、B型肝炎(肝炎2つは1本の注射でまとめて出来ました)
②健康診断・・・赴任後3ヶ月の健診。
③隊員総会・・・全ボランティアが出席しての総会(今回2名は来れなかったようですが)
④エイズ会議・・・エイズ対策(関連)の隊員が集まっての会議。

と、けっこう予定がぎっしりの10日間でした。

思った事。

「やっぱりナイロビに来るとお金がなくなる!」


まずトイマーケットで服を買い漁り、タウンやショッピングセンターでは本やDVDや外付けハードディスク(赴任後壊れてしまったので)を購入しました。


ナイロビは物がたくさんあるし、買い物が楽しいんですよね~。

他にもラグビーの試合も初めて観戦しました。
ルールは知らなかったけど、同期の解説付きで楽しめました。
私も顔にペイントしてもらえばよかった。

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ケニアのナショナルチームを応援しています。

食事はナロクではありえない量の美味しい料理を堪能しました。

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総会後のお食事会。

ケニアに来て初めてのお寿司や、これも初めてのエチオピア料理とか。

同期隊員の誕生日やホテルのデザートでケーキも山ほど食べました。
幸せ~。


おかげさまで、財布の中身が日々軽くなり、体重は増加傾向です。
任地で少し痩せてきてたのに・・・。


でも、いいんです。
久しぶりに同期と色んな話ができたし、美味しいもの食べれたので楽しかったから。

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そして酔っ払い。

会議でも刺激やヒントをもらえたし。

語学も磨かねばと思って英語勉強用の教材もいくつか仕入れてきました

また明日からがんばります。
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by chura-harufu | 2010-06-13 15:52 | ケニア生活

ミュージックフェスティバル

昨日のアンの逮捕劇でかなり心配な夜を過ごしましたが、無事解決しました。


保証金として10000Kshという大金を支払って家に帰ったそうですが、今日になってそれも返金され、相手の人も謝りに来たと言っていました。

割ったソーダの代金も弁償してもらえる事になったらしい。

当然だけど、それでもアンは怒ってました。

「まったく、仕事も休んでこんなバカな事に時間を取られた」

ホントに、そうだよ。

でも、よかったわ~。



で、今日は普通に仕事に行くと、仕事仲間のサンケイが、

「お、マリエ来たか。今日はススワに行くから、一緒に行ってきなよ。」

と言われ、また訳も分からず行く事に。


ススワは、ナロクからナイロビに向けて1時間程車で行ったところにある町です。

例のごとくこれでもかというギュウギュウ詰めの車に乗って、看護師さん達の騒がしいおしゃべりを子守唄にウトウトしてるうちに到着。


着いたところは、マサイ一色!!

カラフルなカンガで身を包んなママ達、シャラシャラっと涼しげな音を立てるビーズ細工の衣装の女の子達、緋色の戦士姿の男の子達。


どうやら今日は年に一度のミュージックフェスティバルというものを開催しているらしい。

あ~~~、こんな日にカメラを忘れてしまった・・・(--;)
めちゃくちゃ後悔。


広い草原を舞台に、あちこちで歌や踊りが披露されています。

角笛を吹き、リズムを取りながらマサイ語のコーラスが始まった時はなんだかじ~んとしました。

ホントにもう、なんで今日に限ってカメラを忘れたのかしら。
すごく残念。



しかし、今日ここに来たのはミュージックフェスティバルの為ではありません。

お仕事で来たのです。

今回はVCTだけでなく、妊婦さんの健診、予防接種、栄養相談、ファミリープランニング、お薬配布など。
それを一気にやっちゃいます。

場所は、ミュージックフェスティバルの会場のそばにある教会。

そこにそれぞれブースを設置して受診者を待つ、という感じ。



私は前半VCT(PITC)のお手伝いをしていたのですが、外にテントを張ってその中にいたので、暑い。

いつもなら寒い事が多いのですが、今回はなぜかサウナ状態。

もう一人のカウンセラーと一緒にゼーゼーしながら検査を勧めていきます。

終わった時には二人ともクタクタです。

しかし、妊婦健診の方はまだまだ、並んでいる。

終わらなきゃ帰れないので、さらにそっちのお手伝い。


バタバタと働いて、終了したのは5時前。


そしてまたギューギュー詰めになって、途中とうもろこしを食べたり、歌を歌ったり、陽気な帰り道。

盛りだくさんな一日だった気がします。


結局ナロクに着いたのは6時半近かったけど、急いでアンの家に行って顔を見るとすごくホッとした。

ここでのアンの存在は、私にとってとても大きいなって実感しました。



明日から12日まで、ナイロビに上がります。

なんだかちょっとドキドキ。
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by chura-harufu | 2010-06-03 02:07 | 病院

事件です

今日(6/1)はケニアでは祝日。

「Madaraka Day」と言って、イギリスの植民地時代が終わった事を祝う日なんだとか。

独立記念日みたいなもの?(でも独立記念日はまた別にあるようです)


私にはあまり関係ないけど、祝日でお休みなのがなんとなく嬉しい。

夜は遅くまでDVDで「デスパレートな妻たち3」を観て、朝もゆっくり起きました。

シャワーを浴びて、洗濯して、軽く食事をした後、サロンへ。


前回髪を結った時は、エクステ込みで500Ksh。

サービス(?)でかなりの量をつけてくれたので、頭が重い。

今回は別のサロンで、地毛だけで結ってもらう事にしました。

料金は400Ksh。

アンには高いって言われたけど、自分では結構気に入ってるのでいいかな。

だって、かなり細かく編んでるから二人の美容師が3時間もかけてやってるんだよ。


で、るんる~んとサロンを出て、いつもの市場を通ると果物屋さんのお兄ちゃんに話しかけられました。

新しいヘアスタイルをほめてくれて、サロンに行ってたならお腹すいてるでしょ、とバナナをくれました。

最近、みんながこうやってくれるので我が家には果物のストックがたくさん。

話を聞いてみると、この果物屋さんは家族みんなでやってるらしく、すぐ近くにお兄さんが、少し歩いたところにはお母さんがいて、皆に紹介してもらいちょっとほのぼの。


少しおしゃべりした後、アンのお店に行ってみました。



あれ?閉まってる。


店の前には一緒に働いてるムワンギがいたので、

「アンはどうしたの?」と聞くと、

「警察に捕まって連れていかれたよ。」


おいおい、なんの冗談だよ。も~ムワンギったら^^;


嘘だと思ってたらホントでした。


こういう事です。


アンの店の近くに住んでる女の人が、すごく短いスカートをはいていた。
↓↓
ムワンギがそれを見て、「あの子スカート短い」って誰かに言った。
↓↓
それを聞いた他の人が、その子にそれを言った。
↓↓
なぜだか本人は、アンがその子を馬鹿にしたと勘違いした。
↓↓
その子が店にやってきて、アンを罵った。更に冷蔵庫からソーダを取り出して暴れた。
↓↓
濡れ衣で罵られたアンは逆上。取っ組み合いの大げんかに。
↓↓
結果的に、怪我したのは相手の女の人(といってもほんのかすり傷)


「ほら、この辺、ガラスの破片が散らばってるでしょ?ソーダのビンを持ってケンカしてたんだよ。」
と、ムワンギ。


で、それを誰かが通報して警察に連れていかれたという訳。


なんだか、ばかばかしいけど、ホントにアンが連れていかれちゃったんです><。

フェイスがやってきて、

「ママはどこ~?」

って聞くから、返事に困った。

ムワンギと、待ってても何の連絡も来ないからとりあえず警察署に行ってみようかって事になって、二人で歩いて向かう事に。

そしたら途中で電話があって、今ちょうど警察署を出たよって。


そうだよね~、馬鹿なケンカくらいでそんな長くかかる訳ないよね。


で、その後お店を開けて、おしゃべり。

髪型いいね~。
次はネイルアートしたいな~。

とか。


そうこうしてると、また店に警察がやって来ました。


なんか、また警察署に来いと言ってます。

え~~~!!!

旦那様のジョンに電話して来てもらい、とりあえずお店の仕事代わってもらって、私も一緒に行く事にしました。


行ってみると、のほほんとした雰囲気。

でも、アンと、関係者は外で話し合う事になり、暇なので窓の外の猿を眺めながら待ってました。


話し合いはいつまでも続いてるし、ケニア式に何事もゆっくり進んでいるようです。

そのうち暗くなってきた。

いつまでかかるか分からないので、帰ってる?と聞かれたので帰って待つ事に。

「終わったら電話するね。」

「うん、待ってるね。」


そして約30分後。


「独房にいます」
というメールが


え~~~ !!

なんで?そんな事で?

訳が分かりませんが、ホントにアンが、捕まってるんです~(ToT)

ああ、こんな事なら、ちゃんと一緒にいればよかったと後悔。


今は何もできないので、明日また行ってみます。
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by chura-harufu | 2010-06-02 04:14 | ケニア生活

たまには私だって怒ります

1ヶ月程前、MCH(お母さんと子供の健康全般に関わる部署)に顔を出した時の事。

スタッフみんなが集まって何やら話している。

覗いてみると、「Health Education」についての相談だという。

つまり、健康教育。

主に妊婦さんを対象に、「予防接種の重要性」だとか、「妊娠中に発生しやすいトラブル」とか、「栄養について」など、短い時間で簡単に講義を行うという事らしい。

テーマの中には「HIVと母子感染について」というのもあって、いい感じ。


ちょうど私からもそういうのを提案してみようと思っていたところ。
ちゃんと彼ら自身で考えてやる事になったのならとてもいい話です。


「そういうことならその時間帯人手不足になるだろうから、ヘルプに入るようにするよ。」


いつやるのか聞いてみると、翌週の月曜日から毎日10:00~10:30の時間帯で実施予定という返事。


という訳でさっそく月曜日、10時前にMCHに行ってみました。

ところが全然始まる様子はない。

看護師に「やらないの?」

と聞いてみると、

「今日はクライアントが少ないからやらない事にした。明日はやるよ。」と。


初日だしな~。こんなもんか。

と、翌日行ってみても、

「今日は忙しすぎて無理!多分、明日。」

と言われました。


う~ん・・・。怪しい雰囲気。


でもって更に翌日。

やっぱりやってない。

「毎日は無理だから、月曜日と木曜日だけやる事にしたよ。」


・・・・・・。


そんな感じでちょこちょこMCHに顔を出すようになって1ヶ月。


私がいないうちに何回かやったと言うのですが、一度も見た事がありません。

まさかの計画倒れか?まあ、ありうる話ですが。


今日も、月曜日だったのでどうかな~と思いつつMCHへ。

「今日はやるよ~。」

と言われたので、手伝いをしながら待ってても、始まる気配なし。

それどころか看護師がどこかへ行ってしまって、妊婦さん、ずっと待ってる。
うう、視線が痛い。


もう、やる事ないし、とりあえずCCC(自分の部署)に戻ろうかと部屋を出た時、MCHのチーフの姿が目に入った。

誰かとおしゃべりに夢中になっている様子。


なんだか無性に腹がたったので、文句を言ってやりたくなった。


「ちょっと、オンバイエ!今日こそやるって聞いたのに、なんでやらないの!」

「いや~、ほら、見てごらんよ。クライアント少ないでしょ?だからやってもね~。」

「少ないからやらなくて、多いと今度は忙しくてやらないんでしょ?じゃあいつやる訳?一回もやってるの見た事ないよ。」

「そんな事ないよ。ちゃんと調整するからさ、木曜日に来なよ。」

「やらないんなら、もうMCHにはお手伝いに来ないんだからね!ふんっだ」

って感じで、ウキ~ッっとなりました。



で、CCCの部屋で一人悶々と考える。

こういう時はとりあえず、我慢せずに気が済むまで怒ってみます。

「これが嫌!あれが嫌!だから私は怒ってるのよ~」

で、一通り「嫌」って思った事を紙に書いてみた。


ちょっとスッキリ。少し冷静になれます。

で次に、それじゃあどうしたいのかを考える事に。


そもそも何が嫌かって言ったら、クライアント優先じゃない事。
プロなんだから、もうちょっと考えようよ。

でも、それは今回の問題ではない。



健康教育を、一人でも多くのママ達にやってあげて欲しい。

せっかく遠いところから来ているママ達。

少なかろうが多かろうが、彼らには関係ないんだ。



私自身がやる訳じゃない(スワヒリ語がもっとできるようになったらやってもいいけど)から、スタッフにがんばってもらうしかない。

それならどうしたらいいのか?


実際にやってるのを見てから考えようと思ってたけど、今のままでは中々先に進みそうにもない。


多分、この分だとクライアントに対してのアナウンスなんて全然されてないんだよね。

なんとなく人が集まったし、なんとなくこのテーマで話してみうかって、そんな感じだと思う。


それってダメじゃん


ちゃんとスケジュールを立てて、この話をしますよ~って知らせておけば聞きたい人はその時間に集まると思うんだけど。

それと意識調査というか、ママ達がどんな事を知りたいのか、講義を受けてどうだったかって、ちゃんと反応を見るようにしないと話し手の自己満足で終わってしまいそうだ。
(ほとんど機能していない健康教育なので、反応を見るも何もないんだけど)


できる事、考えてみよう。

確かに、今の業務に加えて健康教育を始めるのはスタッフにとっても負担になるとは思うよ。

でも、それはママ達にとっても必要な事だと思うんだ。
自分達でやろうって思ったのならちゃんとやって欲しい。

やりながら改善すべき事はもっと見えてくるだろうけど、とりあえず始めてみなきゃ。
その為にはできるだけサポートもするから。


私が一方的に押しつける事なら何の意味もない。
誰の為なのかって、いつも考える。



明日はケニアでは祝日(Madaraka Day)でお仕事はお休み。

なので、好きな事をしながらのんびり今後の事を考えてみます。


で、「オンバイエ!これでどうだ!?」って言ってやるんだ。
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by chura-harufu | 2010-06-01 05:29 | 病院



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