ケニアに恋して

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物を捨てる

私の事を良く知っている人なら分かると思いますが、お掃除はあまり得意ではありません。

生理整頓とかかなり苦手。

本でもなんでも、捨てるのも苦手で、結局いらないものがたくさんで中々片付かない。

今でも実家の奥深いところには、

「これ取ってても必要ないだろう」

と思うような物達が眠っているはず。


ああ、家族に怒られそう。

そこいくと、妹は正反対で、いらないものはバシバシ捨てて、シンプルに生活しています。
見習いたいものです。


ケニアでの生活は2年間限定。

それが最初から分かっているから、「物」に対する向き合い方が少し変わってきた気がします。


2年経ったら日本に帰るから。

その時持って帰れるものなんて、こっちに来た時に使ったトランクと、郵送する数個の段ボールに入る程度。

だからいつも、自分にとってホントに必要な物はなんだろう?って、考えながら家中の物を見るようになりました。

2年経ったら捨てるもの、人に譲るもの、持って帰るもの。


そして普段からいらないものは溜めこまない事!


最近までは、どうせ帰るなら何も買わなくてもいいかって思ってたんだけど、

「2年は結構長いよ。だから、やっぱ快適にしないと。」

というような事を友達に言われて、ああ、そうだな、と思いました。


そういう訳でソファを買う事を決めたのですが、買ってホントに良かった。

なんと言うか、生活の中に心のゆとりが生まれた気がします。

いつも部屋を綺麗にして、自分にとって心地よい空間に保とうという使命感(?)が湧いてきます。


2年しか使わないから、その分大事に使っていこうと思っています。



そういうシンプルライフを目指す今日この頃なのですが、その分職場の環境の悪さがやたら目につくようになりました。


前から思ってはいた事ですが、採血に使っている部屋が最悪なのです。


全体的に埃っぽくて、部屋の片側に置かれている機械類も

「何年拭いてないとこうなるの?」

という状態。

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手が開いた時には、とにかく拭いてまわってる。

採血するテーブルでは、細菌培養も行われている・・・。


部屋の半分くらいはよく分からない段ボールで埋め尽くされてるけど、いったいなんなのかしら?
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試しにいくつかの段ボールを開けてみた。


「お?HIVの検査キット、こっちは肝炎ウイルスのキット・・・・って!全部期限切れですか!」

なんでこんな無駄な物がたくさんあるんだろうか


そして他の段ボールには大量のマラリア検査キット。

こっちは期限は一応切れてない。

でも、院内でこれを使っているのは見た事ない。

それでアシスタントの人に聞いてみると、


「この検査キットだと、4種類あるマラリアのうち1種類しか検査できないから使わないんだって。」

「じゃあなんで、こんなに大量に注文したの??しかもずっとこんなとこに埋もれて、期限が切れるの待つだけ?(切れても捨てない気がするけど)」



そして、まさかと思って、今まさに使っている採血管ををチェックしてみた。


・・・・。


使用期限、2010年2月になっている。
しかも段ボール2箱分、未開封。


これも切れてるんじゃないか~><


信じられない。


すぐに検査技師に確認に行ってみた。


「ああ、切れても大丈夫だから、そのまま使って。」



さらに信じられない。


こんなのやだ~。


なんで、もっと計画的に発注かけて、在庫確認しないのか。

やはり日本の常識は通用しないのでしょうか。



とりあえず、しばらくはいくつかの部屋の環境改善に努めたいと思います。


コツコツ物を捨てていき、せめて衛生状態をまともにしたい。


この病院ではかなりの大仕事になりそうです。



やっぱり、普段からいらない物は溜めこまない事!

がんばります。
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by chura-harufu | 2010-07-28 03:45 | ケニア生活

避難勧告

来月、8月4日、ケニアでは憲法改正に向けての選挙があります。

2年前の大統領選挙ではかなり大きな暴動が起こり、たくさんの死者が出たと聞きます。
当時ケニアにいた協力隊も派遣時期延期、任地変更、任期短縮などの措置が取られ、悔しい想いをした人もいた事でしょう。

今回もすでにいくつかの暴動が起きているようです。
JICAとしては万が一に備えて一部の地域の隊員は選挙前後の2週間、首都ナイロビに避難するようにとの指示が出ました。

そして、私の任地ナロクもその対象のようで、来月は約2週間、ナイロビにこもる事になりそうです。

そんなに危険は感じていないのですが、やっぱり外国だし、何があるか分からないですからね。

アンと離れるの寂しいな・・・。最近ナロクを離れてばかりです。


まぁ、選挙は来月なのでちょっと先の話ですが。



今日は、ナロクに赴任する新隊員が任地訪問にやってきました。


夕方待ち合わせて、軽くタウンを案内し、その後お買い物に付き合ってもらいました。
(疲れてただろうに、ちょっと申し訳ない)


引越し当初からず~っと迷っていた、念願のソファをついに買いました!

しかも赤。
(お部屋がどんどんマサイカラー)

結構お値段はかかりましたが、帰国する時はアンに引き取ってもらう予定。


これで来客があっても安心です。


我が家にお越しの際には、ぜひその座り心地を試していただきたい^^
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by chura-harufu | 2010-07-21 02:32 | ケニア生活

アメリ気分な日曜日

金曜日の仕事帰り、

「日曜日、教会のミサが終わったら電話するから、うちに遊びに来なよ。」

と看護師のクリスティン。

「分かった^^じゃあ待ってるね。」


そして本日は日曜日。

朝食後、軽くお掃除とお洗濯。
そして英語の勉強をしようとテキストをめくっていると電話がなりました。


スーパーの前で待ち合わせて、ステーションから車に乗り込む。

車で5分、更に歩いて10分程度。


うちの周りとは違ってのどかな雰囲気です。


家の前にはトウモロコシ畑があって、庭では13羽のニワトリ達がお出迎え。


家に入ると豆の入った袋がたくさんあって、病院の仕事以外にもそれを売ってお金を稼いでいるのだそう。

「でも最近豆の値段が下がってて困ってるんだよね。」

色々大変だね。


で、せっかくなので、ちょっと手を突っ込んでみました。

映画「アメリ」のシーンの一つに、そういうのあったでしょ?

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なんかウキウキします♡



「お茶にしようか。サンドイッチも作ろうね。」

「あ、うん。」


このサンドイッチが、私には衝撃でした・・・。


食パンにピーナツバターを塗り、油たっぷりで焼いた卵焼きに塩を振ってはさんで食べる。

ピーナツバターの甘みと卵焼きのしょっぱさと油が。

うん、なんていうか、どうなの?


とりあえずお腹いっぱいです。


「じゃあ、昼食の準備しようか^^」


ええ!今食べたのは、何?(この時点で12時)


「マリエは野菜の皮をむいてね。」

なすがままです。

玄関先に椅子を出して、庭を眺めながら黙々とにんじんとジャガイモをむいていく。

準備ができて、煮込んでる間に、


「じゃあおやつにしよう。」


えええ!!まだ食べる?


スイカ、パパイヤ、パイン、アボカド、バナナなど、フルーツを切って混ぜたものをここでは「プディング」と言うらしい。

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確かに、おいしいんだけどね。
(お腹いっぱい。うっぷ)


トイレに行きたくなったので、聞いてみると、

「うちのトイレは今使えないから、近所の人の家に行って借りてこよう。」



二人でご近所さんのお宅へ。


トイレを快く貸してくれて、ニコニコと、

「さぁさ、入って^^」

ここで、ウガリとオメナ(小魚)とアボカドを出され、

「どうぞ、どうぞ、おいしいわよ~」

うん、確かにね、おいしいです。
(でももう、お腹が苦しい・・・)

そこへさらにクリスティンが

「昼食できたから持って来たよ~。これも一緒に食べよう。」

しっかり、残りのプディングも持参。

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がんばって食べてみたけど、

「ごめん、クリスティン、もう無理だ。水も入らないわ。」


ギャル曽根ちゃんって、すごいよね。



さすがにこんなに出されても食べきれないんだけど、ケニア人のこの「カリブ(いらっしゃい)」の精神って素晴らしいって思う。

見習うべき部分よね。


たくさんのご近所の方達に紹介されて、おしゃべりをして過ごした一日でした。

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ロバってかわいい
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お土産に豆とトウモロコシもいただきました。

もう、今日はさすがに食べれないけど、そのうちギゼリを作ってみようかな。




もう一つ持ち帰ったもの。

クリスティンの庭に生えていた「ブラックジャック」

正式な名前は知らないんだけど、香りの強い花が咲きます。

雑草だから気にせず取り放題。

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問題は、花をむしる時に細長い種が飛んで服にくっつきます。

下着の中にまで入り込んでチクチクしたのはさすがにびっくり。


インフューズドオイルを作ろうかとも思ったけど、成分が分からないので今回はパス。

ポプリかサシェにでもしようかな。
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by chura-harufu | 2010-07-19 05:16 | ケニア生活

アウトリーチとPMTCT

ベッドから降りようとして、そばに置いてあったらサイレン付きメガフォンを蹴っ飛ばしてしまいました。

その途端大音量で警報が・・・。

パニクッてどうやって消していいのか分からず焦ったわ~。



そんな私の今週のお仕事は、半分はアウトリーチ、残りはPMTCT(母子感染予防)でした。


アウトリーチは相変わらず、ガタゴトのラフロードを揺られて現場まで。

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途中の道でタイヤがパンクし、1時間立ち往生、という事も。
ここはトウモロコシ畑のど真ん中。



孤児を対象にHIV検査を実施しています。


検査の前にはHIVについての簡単な説明をします。


「HIVはどうやって感染しますか?」

という質問に、小学校低学年くらいの子達が、

「セックスでかかります。」

と答えています。


ちゃんと分かってるというのも、なんだか複雑な気分になります。



会場は大抵学校の教室を使いますが、最近は教会を利用して行う事も多くなりました。
検査の前にはいつものようにまずはお祈り。

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右側の建物が教会

印象的だったは、壁に飾られているキリストの絵。

私のイメージの中のキリストは、白人で、長めのウェーブヘアーだったのですが、ここでは黒人でした。

浅黒い肌に、チリチリの短い髪。

周りに描かれている人達も、マサイっぽい衣装を着ています。



ケニアに来て意外に感じるのは、キリスト教がかなり浸透している事。
スワヒリ語さえうまく話せないようなマサイのママでも、ちゃんとお祈りの言葉を知っているのです。

ここに来るまで、マサイって独自の宗教色が強いんだろうと思っていたので、けっこう驚きました。


でもやっぱり、今まで見た事のないキリストの姿に、ちょっと考えさせられるなって思ったりもします。

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麦畑の中にある学校は、周り一面金色。風に揺られてファサファサ~という音色が心地よい。

そんな感じで200人くらい検査して、2人ほど陽性が出るという状況。

陽性の子供は、今後団体からサポートを受ける事になります。


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帰り道、癒しを求めて滝を見に行きました。




PMTCTの方は、最近主に妊婦さんのHIV検査のお手伝いをしています。

やっと少しずつ言葉が分かるようになってきて、検査前後の説明をスワヒリ語でするようにしています。

ちゃんと真剣に聞いてくれて、質問をしてくれる人もいます。

もっともっとしゃべれるようになって、うまく説明できるようになりたいな。

勉強しなくちゃね。
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by chura-harufu | 2010-07-18 06:04 | HIV/AIDS

またしても・・・

本日、また電気が止められました。


日曜日に電気料金の請求書を受け取ったのですが、そこに書かれている支払い期限が金曜日。
すでに過ぎている。

「はぁ?何それ?」

月曜日に急いで払いに行こうと思ったのですが、アウトリーチで遠いところに行ったため帰ってこれず。

火曜日、職場の人に、遅れますと伝言して銀行へ。

そして水曜日。無情にも電気はあっけなくストップ。


・・・・・・・・。 不条理だ。


だって、無理でしょ!!


うが~


このままではいつ復旧するか分からない。


毎回ファリアに頼むのも気が引けるけど、とりあえず電話してみた。
忙しそうな感じだったけど、専属の電気屋さんに連絡取ってみるから待っててとの事。


でもその時点で結構薄暗い時間帯。

なんかムカつく!

いつも子連れで門の前にいるガードマンのおじちゃんに訴えてみた。

「ねえ、電気止められてるんだけど、なんとかできない?」

「ああ、今朝電気会社の人が止めに来てたよ。ほら、他の家も何件か止められてるでしょ?料金の支払い遅れたの?」

「遅れたって言われても、請求書が来るのが遅いんだもん!金曜日が期限なのに、日曜日に持って来たんだよ!おかしいでしょ~が!」

「ははは。それはねぇ、請求書が来る前に支払わないとダメなんだよ。直接電気会社に問い合わせるとかしてさ。」

何~?そんな仕組みだったのか?そういえば、そんな話をどっかでちらっと聞いた気もするけれど・・・。

「あの6番の家の人も、朝止められたんだけどちょうどその時家にいて、すぐに出てきて文句言ってたよ。で、多分今日支払いしてすぐ復活したみたい。」

え~! そんなの不公平。

「じゃあ、私はどうしたらいいの?今日はもう復活しないの?」

「とりあえず、ファリアに連絡しなよ。彼女ホテルとかお店のマネージャーもやってるから忙しいと思うけど頼れる人だからさ。」


しょぼ~ん。さっき電話したけど、確かに忙しそうだったんだよね。


「わかったぁ。ありがとうね。」


暗い部屋で、なんか切ない。

ため息ついてると、コンコン、とノックの音。

出てみるとさっきの警備員。


「あのさ、電気会社の人がどこを切って止めたのは分かるから、一緒にいじってみる?」

ゲートの横のボックスの中に、配電盤(ていうのかな?)がありました。

二人、懐中電灯で照らしながらいじってみた。

中を分解しないと簡単には直せない。

「やっぱり、専門の人じゃないと無理みたいだね。」

「うん、仕方ない、ありがとうね。」

そしてまた、とぼとぼ。


今日はもう、寝るしかないかぁ。


コンコン。

再度ノックの音。


「修理の人の電話番号、分かったんだけど、かけてみる?多分ファリアは忙しいから連絡できないでいるのかも。」

で、かけてみてると、タクシー代を出してくれるなら来れるという。

タクシー代、往復200Ksh。

今回支払った電気代、265Ksh。


う~ん。


でも、このままだといつ復活するのか分からない。

温かいシャワーも浴びたいし。


思い切って呼んでみました。


警備員と一緒に見守る中、切られたコードを接続し直す作業、約5分。


パチッとスイッチを入れた瞬間、部屋に明かりが灯りました。

ちょっと感動。


二人にお礼を言って、タクシー代の200Kshを渡す。


「次からさ、SMSを使って電気代確認したらいいよ。明日やり方教えてあげるね。そしたら大丈夫だから。もしまた電気で困ったらさっきの人呼んだらいいし。」


なんか、プンプンしてた自分が情けないわ。

ここがケニアだって、分かってたつもりなんだけど、分かってなかったんだな。


親切な警備員さん、ありがとう。
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by chura-harufu | 2010-07-15 04:46 | ケニア生活

ナクル

あくびをして、

「眠たいの?」

と、ケニア人に聞かれた事は今まで一度もなく、なぜかいつも

「お腹すいた?」

と言われます。

ここでは、あくびは「お腹が空いた」合図なのでしょうかね?


今夜はあくびを我慢しつつ帰宅。


土日を利用して、ナクルという町に出かけました。


ナクルはナロクから北へ、マタツで3時間ほど行った町。

ナロクのあるリフトバレー州の州都です。


今回の目的は、第一回、リフトバレー親睦会(?)。

リフトバレー州はかなり広く、その割に隊員の数は西のニャンザ州に比べて少ないです。

その為それぞれの任地はバラけていて、普段ほとんど隊員どうして会う事がありません。


「でもそんなの寂しい!><」

という事で、中間地点であるナクルに集合、遊んじゃおう!という企画です。



土曜日の午前中ナロクを出発して、お昼にナクルに到着。


さすがに州都、都会だ~!

道路がちゃんとアスファルトで塗装されてる時点で感激です。

街路樹の素敵な市場への道、おしゃれなカフェ、道行く外国人。

ナロクとは違いますねぇ。


みんなでランチをして、ナクルの隊員が手配してくれた車で観光へ。

世界第三位の大きさと言うクレーターを見てきました。
上から見はらす景色は、さすがに圧巻。

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そこにあったお土産屋さんで、かわいいソープストーンのネックレスを見つけたので、みんなで張り切って買い漁りました。

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そして夜は中華!
そういえば、ケニアに来て本格的な中華を食べるのって初めてかも。

お腹一杯食べて、同期隊員宅へ帰宅。


彼女の家、すごいんです。

国立公園内に住んでるので、朝起きたら家の前にシマウマがいたりする生活なんですって。
いいな~。


クイーンサイズの、ちゃんとしたスプリングベッドに寝かせてもらい、すごく気持ちよかった~^^

家具とか部屋の飾りも凝っていて、かわいかった。

見習わなければ、と、ちょっと決意を新たにしました。



翌朝。


同期4人で朝食。そしておしゃべり。

なんか、珍しいメンバーで集まって面白かったです。



お昼にタウンで軽くお茶して、また更にイヤリングを買い漁ってしまった私達。

あ~楽しかった。


帰りのマタツはなぜか遠回りで来た時の倍近くかかって疲れたけれど、ホントに楽しかった。


また、第2回親睦会もできたらいいな。

次はどこにしよう。


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イヤリング、かなり増えてきました
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by chura-harufu | 2010-07-12 09:28 | ケニア生活

カウンセラーの心得

ここのところ、めっきり寒くなりました。

赤道直下とはいえ、標高1827mのこのナロクの町は、寒い。

南半球になるので日本とは季節が逆、今が冬です。


朝晩は特に冷え込んで、今日なんてベッドから出るのが嫌で「さぼろうかな~」という誘惑に負けそうになりました^^;
いえ、ちゃんと行きましたけど。

昼間はまだいいのだけど、それでも暖かいチャイが格別美味しい季節です。

チャイマサラも常備しているので、しばらくはまっちゃうかもね。




病院で暇な時間帯には、チャイを片手に本を読んで過ごす事が多いこの頃です。

先日帰国した先輩隊員にいただいたエイズ関連の本だったり、ドミで借りてきた本が中心ですが、病院にある資料を読む日もあります。

先日も、看護師のマカウが参加したというワークショップの資料を貸してもらって読んでいた時の事。


ページをめくった途端目に入ってきた、人の顔?

「ん?何これ? 」

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ちょっとかわいい

一瞬、眠くなったマカウが暇つぶしに講師の顔でも落書きしたのかと思いました。

良く見ると、

「カウンセラー 大きな耳 大きな目 小さな口」

と書かれています。


これはつまり、「カウンセラーの心得」なんですよね。



クライアントと接する時は、相手の言う事を良く聞いて、相手の事を良く観察し、口をはさむのは最小限に。


これを見ていて、ふと昔彼氏に言われた事を思い出しました。


「自分の話をする方は気持ちがいいけど、自分に関係ない話を聞く方は大変なんだよ。むしろ苦痛って時もあるんだから。気をつけないとダメ。」


友達と話してる時に自分の事ばかり話してる私を心配して注意してくれたのでした。


「話し上手は聞き上手」と、言いますよね。


今思い出しても、ああ、そうだよなぁって納得する言葉。

なので、気をつけようっていつも思ってはいる。

・・・思ってはいるんですけどね。



カウンセラーとしてクライアントと向かい合う時、やっぱりそれはプロの仕事なんだって思う。

相手の話を真剣に聞くというのは、簡単のようで実は難しいから。


会話の中に出てくる一瞬のキーワードがSOSなのかもしれない。
それを聞き逃さないよう、大きな耳で。

表情の変化や、仕草は、言葉以外のメッセージ。
だから、大きな目で見逃さないように。

溢れてくる感情と向かい合っている、クライアントの邪魔をしないように。
小さな口から発する少しの言葉で、うまくその手助けをするように。


同情じゃなくて、共感する事。

相手の心に寄り添うような位置に立つ事。

だから、聞き手側に立つというのはすごく神経を使うんだって、彼氏の言葉と共に実感です。



私はカウンセラーではありません。


言葉の問題、外国人である私。

HIVの知識は、病気そのもの以外にもこの国の医療体制、部族の文化・風習など、知らなきゃいけない事はたくさんあって、ちゃんと理解するのは難しい。


それでも今ここにいる意味。

一人一人に寄り添えるような人間になりたいんです。
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by chura-harufu | 2010-07-08 04:32 | 未分類

危険な楽しみ?

本日の予定は、夕方からセカンダリースクールに行く事になっていました。

先週も同じ学校に行って、生徒を対象にHIV検査をしました。

今日はその続きでHealth talkをするはずだったのですが・・・。

結局予定の時間になって、車が手配できないと言われてキャンセル。

担当のヒルトンがすごく悲しそう。
せっかく楽しみにしていたのに、残念だよね。

また次、ちゃんとアレンジしてがんばろう。


そういう感じで予定時間より早く帰る事になったのでいつものようにアンの店。


七夕の話で盛り上がりました。

天の川の事や、織姫と彦星の話。

私「だから、中国では恋人達の日としてお祝いするらしいよ。」

アン「へ~、バレンタインみたいだね。じゃあマリエの彼氏、今年は一緒じゃないから寂しいね。」

うん。

天の川を隔てた距離はかなり遠いだろうけど、日本とケニアも十分遠い。

1年に1度だけ会える二人、なんとなく気持ちが分かる。
私も超遠距離恋愛中だもの。

まぁ、空の上にはスカイプなんて便利な物はないかもしれませんが。



その後話題が変わって、HIVの事に。

潜伏期間とか、お薬の事とか話してたんだけど、

アン「そういえば、私の知ってる人にね、HIV陽性なんだけどお薬を飲んでかなり元気になった女の人がいるよ。今ではプクプクに太って、見た目ではHIV持ってるなんて全然分からないの。」

私「それはいい事だね。ちゃんとお薬が効いてるんだから^^」

アン「うん、ただね、その人、色んな男の人と寝てるんだけど、その人達の名前をリスト作って保存してるの。自分が死んだらそいつらに見せて、自分がHIV陽性だって知らせてやるんだって。多分、コンドームも使ってない。」

私「はぁぁ??なんでそんな事してるの?」

アン「知らないけど、そういう事してる女の人、たまにいるみたいだよ。」


・・・・・。


恐ろしい・・・。



全くその彼女の気持ちは理解できません。
何かの復讐とか?自分だけじゃなくて他の人を巻き込んでやりたいとかいう暗い考え?


でも、それって、かなり危険な事です。

彼女がARVを飲んでうまく治療効果が出ているという事は、体内のHIVの数も検出限界以下に抑えられてるんだと思います。
その場合、他の人に感染させる可能性も低くなってきます。

逆に、相手の男の人がHIV陽性で、なんの治療もしていない場合、その人からウイルスをもらってしまう可能性が高いです。
元々、女性から男性より、男性から女性の方が感染しやすいんだから。
この辺りだと割礼してる男性が多いだろうし。


HIVって、1種類だけではありません。
いくつもタイプがあるし、薬剤耐性を持ちやすく、すぐに変化する。

つまり、すでにHIV陽性の状態で2重3重と感染を繰り返していくと、今飲んで効いている薬では治療できなくなる可能性もあるのです。


怖いよ~ ><。


理解でいないけれど、そういう人がいるっていうのが事実なら、それもなんとかしなきゃいけないね。

はぁ、なんかショックです。
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by chura-harufu | 2010-07-07 02:23 | HIV/AIDS

選挙

週末はまたナイロビに行ってきました。

目的の一つはカリブパーティ。

そう、私がケニアに来てから後輩隊員を迎えるのはすでに2回目。
早いなぁ。

ケニア生活の4分の1が終了という事です。

今回の隊次にはナロクに来る隊員が一人います。

しばらくはナイロビでスワヒリ語の研修なので、こっちに来るのはもうちょっと先ですけどね。

同じ町に日本人がいるというのはどんな感じでしょうね。



そして今回、ナイロビで選挙に行ってきました。

今年は7/11が参議院選挙ですが、私は現在ケニアにいるので直接選挙に行く事はできないけれど、「在外選挙」という仕組みがあるんですね。

実は在外選挙人証が届いているという連絡をもらっていなかったので、今回はもう間に合わないかと思っていました。

それが前日の夜「届いているよ」と調整員の方に言われて、行ける事に。


なので同期数名と日本大使館に向かいました。


けれど、候補者の事とか政党の事とか、こっちにいるとあまり状況が分からなくて、インターネットで調べるてはみたんだけど決めるのが難しい。

普段からちゃんと政治の事興味を持ってチェックしてないとダメだなって思いました。



こんな機会だからと行くとにしたのだけど、日本にいたら逆に関心持てなくて選挙自体行かなかったかも・・・。

もっと勉強しなくちゃと反省中です。



来月はケニアでも、憲法改正に係る国民投票があり、それに関する議論を毎日の聞いています。

はたしてどんな風になるのでしょう。

ちょっとドキドキ。
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by chura-harufu | 2010-07-05 01:02 | ケニア生活



青年海外協力隊(エイズ対策)としてケニアでの生活をお伝えします
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