ケニアに恋して

珍味?雨の日のお楽しみ

この頃、ナロクの町は毎日雨が降ります。

おかげで、朝晩は特に冷え込み、今朝も吐く息が白いので、アフリカなのに不思議だなって思ったりして。


昨日の夜、またいつものようにアンの家に行こうとホテルの部屋を出ると、廊下もロビーも木の葉でいっぱい。

と思ったら、実はこれ虫の羽。

羽アリの一種で、こちらではクンビクンビという名前で呼ばれています。
(ちなみにマサイ語ではirigetendeイリゲテンデというらしく、アンが一生懸命説明してくれました。)

雨の後にやってきて、家の中に入ると羽が落ちて、床を歩きまわって何やら求愛活動(?)をするらしいのです。

おかげでホテルのエントランスには大量の羽が寄せ集められていました。
ぱっと見は落ち葉を集めたような感じですけど。

ケニアの西部のある地域では、このクンビクンビを食べるそうです。
ある日本人女性が書いた本の中でも登場してきて、彼女はご飯のおかずにしていたとの記述が。
味は卵に似て美味しいらしいのですが、今はまだ試してみる勇気はありません。

アンに聞いても、「そんなの食べないよ!」
と言われました。

いつか食べる日が来るのでしょうか。




そして今日は、病院の中を散歩していると、中庭で何やらしゃがみ込んでごそごそしている人たちが(写真)

「?」

近づいてみると、キノコ狩りをしていました。

なんでも、雨の後だから木の陰になってるところに大量のキノコが生えてきて、みんなで集めているところなんだそうです。

ちゃんと食べれるキノコで、「炒めてウガリと食べるとおいしいんだよ!」と嬉しそう。


雨の後には、食の楽しみが待っているみたいです。


病院も、雨のおかげで暇。

降ったのは朝だけど、交通が不便になるからかなって思ってたら、雨の後は畑を耕さなきゃいけないから忙しいんだそうで、病院になんて行ってられないんだって。

なんともケニアらしいなと感じた一日でした。
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# by chura-harufu | 2010-03-25 18:58 | ケニア生活

検査技師のお仕事

ケニアに来て約2カ月半。


先輩隊員の数名は、2年の任期を終えて日本へ帰って行きました。
仕事中、ドミトリーを出発する直前の先輩隊員からの着信があり少しお話して、お疲れ様を言いました。
この2年間、精いっぱい楽しく頑張ってきた先輩たちの姿は感慨深いものがあります。

私も清々しい気持ちで帰国できるよう、今をがんばります。


で、今日、23日は次なる4次隊の出発日でもありました。

多分今頃、新しい仲間たちは空の上で期待と不安に胸を膨らませている事でしょう。

長い飛行機の旅を終えてナイロビの空港に着いた時の気持ちを思い出します。
来月はカリブパーティ(歓迎会)を予定しているので、会えるのが楽しみです。


そう、私もすでに先輩隊員と呼ばれる立場にいるのです。
なんて早いんでしょうね!



ちょうど(?)区切り良く、今日から新しい部署を回る事になりました。

MCHには1ヶ月いたのでだいぶ仕事や状況は分かったので、カウンターパートのDASCOにお願いして別の場所も見たいと頼んだ結果です。

その次の部署はLaboratory。
つまり、検査技師の方たちが働いてるところです。
私の日本での本業でもあるのでけっこう興味深々。

午前中はHIV陽性の方たちのCD4カウントを検査するための採血を見学。
ここでは毎週火曜日の午前中がこのCD4カウントの採血で、検体は別の町(Nakuru)にある州立病院へ送られます。


採血を見てるとやっぱりやり方が違います。
採血の後、患者さんが刺したところをこすってても、血がだらだらあふれてても技師は特に気にしてません。
そのたびに、「こすらないで!押すだけにして!」と声をかけたり、新しいアルコール綿を渡す私。
口出ししちゃいけないかと思うけど、ちょっと見ていられなかった。
だってさぁ、押さえないから血がだらだらだし、汚れたアルコール綿はその辺にポイ捨てなんですよ。

そんなこんなで午前中終了。

ここでも色々改善するべき事はあるようです。



午後はそれ以外の業務を見学しました。

日本と違うのは、マラリアの検査がかなりの枠を占めてる事。
今では日本でマラリアを見る事ってかなり少ないですからね。

それで、染色とか検鏡とか見てて、ふんふんと勉強になります。


ケニアの場合、西側のニャンザ州ではかなりマラリアが多いのですが、このナロクではそう多くはありません。


この病院でできる検査はそう多くないけど、自分の技師としての知識の確認と、経験になりそうです。
明日もこの部署で見学させてもらいます^^


写真はCCCから見たラボ。牛さんのお食事タイムです。(けしてここは牧場ではありません。あくまでも病院の中庭です)

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# by chura-harufu | 2010-03-23 23:56 | ケニア生活

暖かい人たち

最近、アンの家で過ごす事が多い私。
昨日の夜もアンの家でテレビを一緒に見ていると、ナイロビでヤギの肉と偽ってシマウマの肉が売られていたというニュースが!
しかも150kg以上もだって。
一瞬アンの旦那さんと「ええ!」と顔を見合わせてしまいました。

「普通、シマウマって食べるの?」

「駄目だよ!すごく悪い事なんだよ。」

保護区から違法に狩猟されていたようで、犯人は捕まったらしいです。
「ナイロビでニャマチョマ(焼肉)を食べないでね」と言われました。


日曜日。

前々から病院で一緒に働いているジェーンに、彼女の家へ来るようにと誘われていたので遊びに行く事になりました。

彼女の娘さんが私に会いたがってるとの事。
(こんな私で申し訳ない)

お昼前にホテルにお迎えに来てくれて、てくてく二人で歩いて彼女の家へ。
なんでも娘さんたち、私が来ると聞いて興奮して今朝は早起きして教会にも行かず今か今かと待っているらしい。
(ますます申し訳ない)

そして彼女の家に到着。
予想以上にいい家で、けっこう広いし家具も揃ってるし、綺麗な家です。

ジェーンの家には二人の娘さんがいました。
他に二人息子さんがいますが、二人とも大学生でそれぞれナイロビとエルドレッドにいるそうです。

長女ルシアはクラス8、二女スーザンはクラス1。

ケニアの教育はプライマリースクールが8年、セカンダリースクールが4年です。
つまり、プライマリーは日本での小学1年から中学2年にあたり、セカンダリーは中学3年から高校3年にあたります。

末っ子のスーザンはすごく恥ずかしがり屋さんで、話しかけても照れて隠れてしまいます。
お姉さんのルシアは妹思いで優しくて、とても賢い女の子です。(成績は学年2位!)
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なぜか香港映画が好きなルシアと一緒にジャッキーチェンの映画を観ました。

お昼は私がリクエストしたケニア料理のGITHERI。
豆とトウモロコシ、ポテトを一緒に煮込んだ料理です。

食後はルシアに学校の教科書を見せてもらいました。
彼女の好きな教科は数学と科学。
将来は神経学者になりたくて、大学はアメリカに留学したいんだそうです。
話していると、しっかりしてるし本当に頭がいいなって感心してしまいます。

社会の教科書に日本の事が載ってて「へ~」。
(日本人は魚が好きだと強調されてるのが面白かった)

作文を書く授業では色んなテーマで宿題が出されるようですが、その中でHIVやAIDSについても取り上げられていて、それにはかなり食いついてしまいました。

学校の授業でも先生がHIVについて教えていたり、こうして作文にも取り上げられていたり。
こういう情報って今後の活動にもかなり役に立ちそうでありがたい。


そんな感じで半日ジェーンの家で過ごした日曜日。


よく分からないまま誘われてお邪魔しましたが、なんとなく日本の話とか世間話をして、貴重な情報をいただき、暖かい歓迎を受けました。


夜にはルシアから直接、
「今日は来てくれてありがとう!嬉しかったよ。また遊びに来てね!」
とお礼の電話まで。


もう、なんていうか、ケニアに来て感謝する事ばっかりですよ。

この国のこの町を好きになって、2年間で少しでも役に立てたら、って思ってます。
やっぱり協力隊は地元密着。
地域の人達と一緒に生活して、一緒に同じ方向を見て活動ができたらいいな。



帰りに寄ったアンの家は大掃除の真っ最中。
近所の人たちが総出でお手伝い、子供たちは大騒ぎ。
後ろの白い服をきてるのがアンです。

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# by chura-harufu | 2010-03-22 06:45 | ケニア生活

教会事情

道を歩いてると後ろでジャー!っとバケツの水をこぼすような音が。

振り返ると牛さんがトイレの真っ最中でした。

そんなのどかなナロクの町です。


今日は日曜日

ホテルのレストランでのんびり朝食を食べていると、クリスティンからの着信が。

もうすぐホテルに着くから、一緒に教会に行こうとのお誘い。

慌ててトーストとオムレツをチャイで流し込む。


このケニアではクリスチャンが多く、教会もたくさんあります。
(近くにはモスクもありますが。毎朝5時頃そこから流れるコーランで目が覚めます。)

日曜日にはみんなそれぞれの教会へと出かけます。

クリスティンはカトリックです。
私の母もカトリックだし、アロマの師匠と超音波検査の師匠もみんなカトリック。
どうもカトリックに縁があるようです。

沖縄では何回かカトリックの教会には行った事があります。

こちらの教会はどうでしょう。

朝8時から第一回目のミサがスタート。

なんとなく予想はしてたけど、日本の教会と比べると音楽がすごいです。
多分他の教会よりはおとなしめなんだろうけど、割とアップテンポな曲でみんな歌ってます。
そして、制服を着た学生さんたちがたくさんいるのがちょっと新鮮でした。
学校の集会のような雰囲気です。

もちろん内容は英語とスワヒリ語なので、ついていけず・・・。
それでもなんとなくみんなに合わせて立ったり座ったりして2時間が過ぎました。

ミサ終了後に数人のケニア人に話しかけられました。
ボランティアで来てる事、病院でHIV対策に携わってる事を説明し、私の仕事内容に興味を持ってくれた様子でした。
やっぱりこういう所って人が集まるから何かの活動をしようと思ったら役に立ちそうだなって感じました。



その後クリスティンとは別れてホテルの部屋へ。

ちょっと勉強した後、バナナを買おうと30Kshを持ってタウンへ。

途中近所のアンのお店に寄り道。

そしたらなぜかまた教会へ連れて行かれました。
その時点でお昼過ぎてたのでもうないと思っていたのですが・・・。
なんとなく午前中別の教会に行って来たと言えないままミサに参加。


こちらは歌って踊って叫んでというタイプの、けして厳かとは言えない雰囲気の教会です。
その分ラフな感じで楽なのですが。

遅れて入ったので席は後ろの方。
立ち上がって踊りだすと前で何が行われてるのか分かりません。
アンが、「前に連れて行ってあげるね!」
と言ってくれますが、人が多すぎて行けません。
(その時点で、後ろでおとなしくしてるからいいと思ってました)

あきらめきれない様子のアンが、「後ろの台に立ったら見えるから登って!」

ちょっと恥ずかしいな~と思いながら台に立って私が見たものは・・・・。



舞台でマサイ族がジャンプしてる!!!!


前にも書いたけど、アンはマサイ族の女の子です。
その教会はマサイ族が集まるところだそうで、前の方にはばっちりマサイの衣装を着た男女がずら~っと。
街中でもマサイの衣装を着た人達は見かけるけど、正装となるとまた素敵です。

すごく飛んでるし、マサイの踊りを踊っています。
これが噂のマサイジャンプか~!!
ちょっと感動しました。
(ちなみにこちらのミサはスワヒリ語とマサイ語で行われてました)

マサイの人達って、やっぱりかっこいいかも。

この教会では毎回こういう感じなのか聞くと、今日は特別なイベントの日だったようです。

なんとなく流れのままに来てしまったけど、貴重な経験になったと思います。
「次はマサイマラに行こうね^^」とアン。
動物たちもたくさんいるし、マサイの人達の生活を紹介してくれるそうです。

うん、また楽しみです。



キリスト教とマサイってなんとなくミスマッチな気がするけど、社会的な宗教の役割を考えて行くとそれだけで論文が書けそうだなって思う今日この頃です。

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アンの家の子供たち
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# by chura-harufu | 2010-03-15 04:55 | ケニア生活

赤ちゃん

今週は月曜日にエイズ予防プログラム会議があったので、先週末からナイロビに行ってました。

ホントは火曜日に帰る予定が、なんとなくだらだらと水曜日までナイロビに滞在。

サイザルバックとか洋服とか靴をたくさん買ってしまった。
安いしかわいいし、買い物天国なナイロビです。
長くいると買いすぎてしまいそう。



そして木曜日からまた病院でお仕事です。

先週まではANCにいましたが、木曜・金曜と、MCHにいます。

ここでの主な仕事は赤ちゃんの健康管理。

HIVとはちょっと離れるけど、赤ちゃんの体重測定とか予防接種のお手伝いをします。


毎日たくさんの赤ちゃんがやってきて、かわいい~♪

体重を測るのは天秤みたいな道具を使います。
これが慣れるまではちょっと難しかったけど、だいぶ要領が分かってきました。
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日本でも乳児健診のお仕事をしてたけど、赤ちゃんを見つめるママたちの顔が穏やかだとホッとしますね。

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ちなみに、ここの部署では初めて来た赤ちゃんの登録カードを作成します。

ANCに続き、やっぱりここでも名前で苦労します。
赤ちゃんだけでなく、パパとママの名前、生まれた場所、などなど、英語が通じればまだいいのだけど、スワヒリ語さえ通じない場合けっこう大変。
発音も難しいし、さらにスペルが分からない。
他のママたちに助けてもらいつつカードを完成させるのは大仕事。
がんばって聞き取れるようにならなくちゃ。



そして、月齢に応じて、BCG,ポリオ、DPT、はしかなどの予防接種やビタミンAの投与をします。
始めはタイミングが分からなかったけど、やっとスケジュールも覚えてなんとか手伝えるようになってきました。


午後の空いた時間に、たまたま宿泊先のホテルの従業員がやってきました。
なんと今日赤ちゃんが生まれたばっかりなんだとか。
こんなところで会うなんてびっくりです。

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初回という事でBCGとポリオの予防接種をしました。
(余談ですが、この赤ちゃん両手とも指が6本ずつあります。)

赤ちゃんを見てるのって、幸せだな~ ^^
そのうち母親学級とか何か企画してみたいなって思った。

今はみんな仕事に追われてる感じだけど、もうちょっと要領よくできれば健康教育にも力を入れられると思うんだよね。
まだ先の話だけど。


来週は違う部署に移るかもしれないので、覚える事はもっと増えるかも。
土日でリフレッシュして、また来週も頑張ります。
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# by chura-harufu | 2010-03-13 00:01 | ケニア生活



青年海外協力隊(エイズ対策)としてケニアでの生活をお伝えします
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