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ケニアに恋して

チャパティ作り

自炊ができるようになって、けっこう楽しくケニア料理に挑戦しています。

夕食には大抵ウガリかお米を食べているのですが、今夜は初めてチャパティを作る事にしました。

チャパティは、フライパンで焼く薄いクレープ状のパンで、元々インドの料理です。

ケニアは昔、インドと同じイギリス領でした。
その関係もあって今でもたくさんのインド系の人達が住んでいて、インド料理もけっこう定着しています。
「チャイ」も、同じ名前で呼ばれますしね。


一般的な家庭料理として、アンの家でお世話になっていたときにも週に1、2回は食卓に上がりました。
豆料理と食べる事が多くて、ちぎったチャパティをおかずに乗せて食べます。
(私はけっこうそのままかぶりついてますけど)

作り方はその時に習っていたので、早速トライ。

スーパーに行って、一通り道具を買い揃えます。
フライパン、伸ばすための台、めん棒・・・。


油は種類がありすぎてどれがいいのか分からないので、通りすがりのおばちゃんに聞きました。

「おや、チャパティを作るのかい?ならこの油が一番いいよ。」


と勧められた油を一緒にかごに入れてレジへ。

後ろに並んだおじちゃんもかごを見て、

「おや、今日はチャパティなの?」

とニコニコ。

やっぱ、分かるよね^^;


そんな感じで無事道具と材料を揃えて、いざチャパティ作り!


見た目は単純に見えるチャパティですが、実際にやってみるとけっこう手間がかかるのです。


まずお湯を沸かしてお塩を加え、小麦粉に加えて練っていきます。
好みで卵を入れる。
アンの家では入れてたので、私も入れる事に。
まとまってきたら、油を入れてまたこねる。

生地ができたら、まるくまとめ、めん棒で伸ばしていく。

ここで終わりではありません。

更にそれを縦長に切って、クルクルっとロールケーキのように丸めます。

で、それを切り株を上から潰していく感じでまた伸ばす。

このややこしい作業を経て、初めて何層にも分かれたふっくらおいしいチャパティができるのです。


ただ、分量の加減が難しい。

一人分として作るから、全体的に小さくてやりにくいのです。

それでもがんばって、初めてのチャパティが完成しました~

小さめだけど、ちゃんと層になってる


一口パクッ!

ちょっと塩味足りない気もするけど、これはこれでおいしい

一応、成功です。


油や塩加減はこれから研究してマイベストレシピを完成させなければ。

帰るまでにはチャパティマスターになれるかな。
by chura-harufu | 2010-04-27 04:42 | ケニア生活
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青年海外協力隊(エイズ対策)としてケニアでの生活をお伝えします

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