人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ケニアに恋して

ビーズ細工

引越しして、初めての水道料金の請求が来ました。

しかしその請求書が裏口のドアに挟まれていて、数日放置してしまいました。
多分、正面の入口はグリルが設置されそちらに入れる事が出来なかったからだろうけど、そっち側のドアはほとんど使わないので、全然気づきませんでした。

料金未払いで止められたら洒落にならない!

こちらの水道はけっこうあっけなく止められると聞いてるので焦ります。


で、その料金。


1950Ksh!!!

と言っても、相場が分からなければ高いのか安いのか分からない事でしょう。


大家さんには、普通に使っていれば電気料金と合わせても1000Ksh以内だと思うと言われていました。

普通の家庭で300~400Ksh程度。

アンの家の場合、数家族が共同の水道を使っているのですが、それでも500Ksh。

いかに高い料金を請求されているかお分かりでしょうか。
(ちなみに、我が家の家賃は9000Kshです)


絶対おかしい!

職場の人に相談し、

「もしかしたら、前の人の払い残しがあるのでは?」

という事で仕事の休憩時間、大家さんのところへ相談に行きました。


で、大家さんいわく、

「払い残しはない!それは私がちゃんと確認した」

との事。

「でも、この料金はおかしいよね。」

と、一緒に来てくれてた職場の人も三人で

う~~ん・・・。


「私が水道会社に連絡してみるわ」

と大家さんが言ってくれたので、ひとまず保留になりました。


さて、どうなるのでしょう。



その後、仕事帰りにアンの店へ。

最近、売り子をやっています。

この店でお手伝いをすることで、スワヒリ語、キクユ語、マサイ語の練習になっています。
街の人達が日常何を買っているのか分かるし、色んな人に顔を覚えてもらう機会にもなる。

私にとって、第二の職場というところでしょうか。


商品は大体スーパーに売ってるのと同じですが、違うのはその売り方。

砂糖、お米、油などは小さな袋に小分けして、量り売りです。

油はこちらでは固形の、バターのようなタイプがメジャー。
それをラップで包み、販売する時にはさらに新聞紙で包んでお客さんに渡す。
お店にいる時には主にこの作業は私のお仕事。

あと、こちらではタバコも売ってますが、箱で買う人は少なくて、1本からバラ売りです。

日用品の名前は大体そうやって覚えました。

みんな面白がって教えてくれるのでありがたい。
お返しに日本語を教えたりします。


で、そのうち旦那さんのジョンが戻ってきたので、アンが

「マリエ、服を見に行こう!」

と言いだしました。


ええっ、またゴキブリが出るのでは・・・・。

と思っていましたが、今度は違う場所。


マサイの衣装や雑貨を扱っているお店です。


マサイの人達は、ビーズが大好き!

衣装の布にも、ビーズで刺繍されてるし、首飾り、額飾り、耳飾り、腕輪・足輪も、すべて細かいビーズ細工です。

ベルトにもビーズで模様が縫いつけられてるのは良く見かけるけど、ネクタイもビーズでできてるものがあって面白かった。

ビーズ細工_a0155216_3254569.jpg


個人的にはマサイの男性が持つ杖が気に入っています。
これは木を削って杖の形にした後、更にビーズで細工されていてホントに綺麗だし、降る度にシャラシャラと音が鳴るのが心地よい。

まあ、実用的な使い道はないのだけど(お守りかな?)、飾りとして一つくらいは買って帰りたいと思っています。


で、せっかくなのでと、アンがどんどん試着させていきます。

真っ赤な布を巻きつけて、首飾りや額飾りもはめていきます。

「マリエが結婚する時には、全部揃えなきゃね~」

と、何やら想像を膨らませている様子。

ビーズ細工_a0155216_405581.jpg


服の上から更に来てるからボコボコ。
試着するなら、もっと綺麗にしてこればよかった。

しかし、マサイの衣装には黒い肌が一番似合うのには間違いないでしょうね。

それでもやっぱり綺麗だなって思います。



衣装は買わなかったけれど、前から欲しかったサンダルを買いました。

牛の皮が使われて、そこにビーズで刺繍が施されてる。

今のお気に入りです^^

ビーズ細工_a0155216_3415151.jpg


これも、日本に帰る時にはお土産に買って帰ろ~っと。
by chura-harufu | 2010-05-09 03:46 | ケニア生活
<< 日本からの便り 今週もワークショップ >>



青年海外協力隊(エイズ対策)としてケニアでの生活をお伝えします

by chura-harufu